独立行政法人日本原子力研究開発機構(JAEA)は、政府が出資する大きな研究機関であり4000人を超える人員を擁している。この機構の主たる業務は、原子力、特に高速増殖炉の推進にある。
9月5日、慶応大学の金子教授は、南相馬市に関する調査を取りまとめた東京大学の児玉教授との会話についてツイッター上でつぶやいている。かれらは13歳の頃同じ学校に通っていたという。
「(児玉教授によると)福島の原子力災害対策本部にも南相馬のシンポジウムにも、原子力機構の人がうじゃうじゃ入り込んでくる」「除染(について)は全く知らない」
「南相馬の9月3日の除染シンポジウムに出席した原子力機構の人材育成センターの人物は、除染と称して、耕耘機で田畑の土壌をかき混ぜてしまえば線量は基準値以下になるとトンデモ発言」
7月にも国立福島大学の調査のアドバイザーとして原子力機構が任命されている。
汚染のひどい地域の一つ飯舘村も彼らをアドバイザーに任命している。
「(原子力機構は)仕事が無くなる危機感から焼け太りを狙っています」
「細野(環境)大臣は除染専門家と技術力ある民間企業の排除を止めよ」
「福島はJAEAのユニホームだらけになり、長く土壌・水汚染から抜けられなくなる。」
「福島の除染法案が、なぜ自公民によって審議なしで強行して採決されたか」
「国は避難区域と20ミリシーベルト以上の地域しか責任をもたず」
「自公民3党は「除染法」56条に斑目原子力安全委に除染基準を作らせる条項を入れて、審議なしで採決」
「原子力保安院は、原子力開発機構がガイドラインを作成する我が国唯一の研究開発機関だと回答」
「東京大学をはじめアイソトープ総合センターは除染の知識のない団体だとのこと?」
日本は、原発事故の後処理さえも、原子力推進派に支配されているのか・・・