あらゆる人のためのオープンな環境データ
セーフキャスト(Safecast)は、環境に関するデータを使って人々に力を与える活動を行う、世界的な市民科学プロジェクトのボランティア・グループです。私たちは誰もが自由に利用できるオープンデータを用意することが、誰にとってもより良いものだと考えています。私たちが行うことすべてが、世界中の人々にとって、データとして活用されたり、データ収集のノウハウとなったりして役立つことを目的としています。

放射線
セーフキャストは過去にない規模で空間放射線測定のオープン・データセットを保有しています。現在までに3,500万点以上の測定値が集まっています。この数字は今この瞬間も増加し続けています。

大気汚染
セーフキャストは現在、PM1.0、PM2.5、一酸化炭素、二酸化窒素、オゾン、メタンをモニターするためのセンサー・ネットワークを構築しています。

オープン・データ
セーフキャストが集めたデータはすべて、CC0パブリックドメインでリリースしています。誰もがセーフキャストのデータを著作権の制限に縛られることなく、自由に使用することができます。
Innovative • Credible • Transparent
セーフキャストはデータ賛成派
放射線とその環境、健康影響は矛盾が根ざした困難な問題です。残念ながら、バイアス抜きの真の放射線データを今日までに見つけることは困難なことであったか、もしくは、どちらかの観念に偏った見解しかないといった状態でした。まず手始めに、セーフキャストは原発賛成派、反対派のどちらでもなく、科学の力をお見せしようと努力しています。独立した団体として、できるかぎり正確で信頼のできるデータを一般に提供するため、活動を捧げています。セーフキャストは「データ賛成派」です。独立して透明性があり、オープンであるということは私たちにとって非常に重要なことであり、それが私たちの信頼への鍵です。セーフキャストは、国内外で、市民が活用できる、信頼でき、偏りのない環境情報源として急速に認識されました。
市民科学のさきがけ
新しいテクノロジーやソーシャルメディアは、あらゆる場所に市民科学に参加して工場するための効果的な新しいツールを提供しています。セーフキャスト・コミュニティはこの活動を世界規模で前衛的に行っています。市民自らが収集した客観的でクオリティの高い独立性の情報を提供しているのです。市民科学の台頭は、福島原発による災難によって生まれた数少ない明るい光のひとつです。市民科学は壺から出てきた魔法遣いジニーであり、ジニーを壺の中に押し込むことは、もはやできません。
セーフキャストは人です

セーフキャストは誰でも受け入れるインターナショナルなコミュニティです。セーフキャストのメンバーは社会的にも幅広い分野の方たちが世界中から集まっています。その中には専門家、学者、教職者、学生、映像関係、作家、ジャーナリスト、デザイナー、地域のオーガナイザー、アスリートなど、さまざまな職業や生活スタイルを持つ、あらゆる年代の方々がいます。セーフキャストのシステムは簡単に使え、活動の参加にはさまざまな方法があります。
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