セーフキャストとシャトルワース財団

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ご存知の方もいるとは思いますが、南アフリカを拠点とするシャトルワース財団 がセーフキャストを支援してくれていて、私たちの4周年イベントの開催も可能にしてくれました。シャトルワースの特別研究員の一人として(ショーン・ボナーはシャトルワース財団の一員である)、セーフキャストと同じように透明性を重んじ、世界を変える可能性を秘めたプロジェクトに取り組んでいる世界各地の素晴らしい人々と出会い、一緒に働いていることを幸せに感じています。
昨年にはマルタ島に集まって自分達の現在の活動、プロジェクトの今後の展望について話し合いました。会合が終りに近づき人々がそれぞれの国に帰る準備をしているときに、ある素晴らしい案が思い浮かびました。もし、研究員達がbガイギーをそれぞれの家に持って帰ったり、旅行に持参したらどうだろうと考えたのです。

shuttleworth_edition_bgeigies今年、シャトルワース財団特別研究員達はトロントに集まったので、彼らにサプライズを準備しました。シャトルワースと協同で、特別版bガイギーのラインナップとして4つの緑色の装置を準備しました。bガイギーの数より多くの特別研究員がいましたが、どこからか始動することが大切でしょう?4つの装置の内、ひとつはダニエル・ロンブラーナ・ゴンザレスさん (クラウド・クラフティング & ピボサ)の手に渡り、既に マドリッドレオンからデータを送ってくれています。ジェシー・フォン・ドームさん ()は装置をポートランドに持って帰りました。太平洋北部のデータがマッピングされるでしょう。もうひとつは ジョニー・ウェストさん (オープン・オイル)が ベルリン に持ち帰りました。彼の移動に伴って、もっと面白い場所のデータがすぐに送られてくることでしょう。ルーク・ムスタファさん (コルザ)はスロベニアのマリボル を拠点として活動しているので、既に新しい場所の情報を提供してくれています。目下、未計測地、既計測地に関わらず、それぞれの研究員からできる限り多くの情報をマッピングし、次々と装置を別の研究員に渡してもらうことで、次の土地の情報を得るようにしてプロジェクトを継続していく計画です。この4人を通して、既に5万ポイント以上が私達のデータセットに追加されました。そして、これは、ほんの始まりに過ぎません。

セーフキャストは、シャトルワース財団からの支援に非常に感謝しています。同じビジョン・意欲を持ち、同様の方向に大きな進歩を遂げてきた研究員と共に私達のネットワークを拡大することの価値は測りしれません。セーフキャストは、つまるところ、人であり、コミュニティの形成です。私達はこの様な形で私達のコミュニティを構築していく機会を嬉しく思っています。
(翻訳:Akiko Sato)

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