高度な市民科学ワークショップ(上級者向け) | 開催場所 会津大学(協力:Safecastチーム)
市民科学 ー 自作のセンサーで目に見えない世界を体験
日時: | 12月 9日 (日曜)、 10:00–12:00 AM & 01:00–04:00 PM | ![]() |
開催場所: | 会津大学 研究棟 HDW3: ハードウェア実験室 (#209) 北ラウンジ、南ラウンジ & S2 (#275) | |
主催: | 会津大学 & CSLA | |
受講料: | 1,000円 (中学生・高校生は無料) | |
登録: | http://www.u-aizu.ac.jp/public/openclass/publec/2018publec.html |
摘要: セーフキャスト(Safecast)は、環境に関するデータを使って人々に力を与える活動を行う、世界的な市民科学プロジェクトのボランティア・グループです。私たちはSafecastの専門家チームと共同で、この2つの同時ワークショップを実施しています。 この技術内容は、技術的にも数時間も長く、作業現場で会津大学に永久に設置されているbGeigie放射計の「実践的な」組み立てに重点を置いています。
会津大学指導教員:
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Michael Cohen; 公園 マイケル 教授 |
市民科学ワークショップ(初級者向け) | 開催場所 会津大学(協力:Safecastチーム)
市民科学 ー 自作のセンサーで目に見えない世界を体験
日時: | 12月 9日 (日曜)、 10:00–12:00 AM & 01:00–02:30 PM | ![]() |
開催場所: | 会津大学 研究棟 HDW3: ハードウェア実験室 (#209) 北ラウンジ、南ラウンジ & S2 (#275) | |
主催: | 会津大学 & CSLA | |
受講料: | 1,000円 (中学生・高校生は無料) | |
登録: | http://www.u-aizu.ac.jp/public/openclass/publec/2018publec.html |
摘要:セーフキャスト(Safecast)は、環境に関するデータを使って人々に力を与える活動を行う、世界的な市民科学プロジェクトのボランティア・グループです。
- 放射線の基礎と関連する物理学
- ハンズオン:ブレッドボードを利用し、再構成可能で再利用可能なkGeigieキットを作成し、スマートフォンに接続してさまざまな素材の放射線量を測定
- シチズンサイエンス:世界中のさまざまな市民科学プロジェクトの例とセーフキャストが行うプロジェクトの詳細を紹介
同時開催する上級者向けのワークショップは、同ワークショップより技術的で時間がかかります。
会津大学指導教員:
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Michael Cohen; |
キックスターターゴールド: Safecast bGeigie Raku (セーフキャスト ビーガイギー ラク)
キックスターターゴールド: Safecast bGeigie Raku (セーフキャスト ビーガイギー ラク)
セーフキャストは一般市民による環境モニタリングのパイオニアであり、着実に成功と実績を今までに残して来ています。
我々はオープンソース環境での開発やデータへのアクセスに制限を持たず、全てを公開することへの限界に挑戦をし続け、企業には属さず、客観的な立場で運営することを守り続けております。
したがって、活動は全て寄付により成り立っております。
2011年と2012年に行った最初のキックスターターキャンペーンは大成功を収め、最初のハードウエアプロジェクトの立ち上げに繋がりました。
2011年に初代bGeigie放射線マッピングユニットが福島で使用されて以来、システムは常時アップグレードと改良を行っております。
ゴツかった初代bGeigieは2013年にbGeigieミニやbGeigieナノに改良されています。
全てのbGeigieは2インチパンケーキセンサーによって放射線を計測し、GPS位置情報と紐付けた後、自動的にデータをSDカードに記録します。
これにより、ユーザーは集めたデータを容易にサーフキャストのデータベースに提供/公開が出来ます。
bGeigieは歩行中、運転中、水泳中、飛行中、そしてもちろん物体の表面計測で使用可能です。
bGeigieナノはXbee拡張スロットを搭載し、Bluetoothでデータのアップロードを可能にしています。
bGeigieナノは日本、ドイツ、米国における研究所の試験を実施し、2013年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
bGeigieナノは現在、1,500キット以上を販売し、セーフキャスト放射線計測システムにおいて世界で最も活躍しているデバイスです。
オンラインマップにあるほとんどのデータはボランティアの方々によってbGeigieナノを使って計測されています。
bGeigieナノは非常に安定したユニットであり、使用方法も容易、且つ安価なため、一般市民、教育機関、企業、研究者など、やる気のあるボランティアの方であれば使用可能です。
しかしながら、bGeigieナノのキットを組み立てる為に必要な時間やスキルはハンダ付けを含み、この点が参加したいと思っている方でも、参加を躊躇(ちゅうちょ)する要素となっています。
特に若い世代やシニア世代のボランティアの方が該当します。
我々のコミュニティが成長するにつれ、より多くの方々に参加して頂く為には、更にシンプルなユニットの必要性に気が付きました。
次世代の「bGeigieラク」が我々の考えた解決策、ソリューションです。bGeigieナノのようにキットですが、はんだ付けを必要としない、事前に組み立てられたメインボードを取り入れ、コンポーネントは差し込み式にしました。また、他の改良も行っています。処理能力の向上やディスプレイを大きくし、読みやすくしました。さらに、Bluetoothを内蔵し、計測結果をiOSやAndroid端末からアップロード出来るようにしました。
bGeigieナノ同様、Arduino対応は変わらず、ハックも容易で処理速度の早いCPUや大容量メモリーに拡張することも可能です。
大きく読みやすくなったディスプレイにより、設定はジョイスティックを使い画面上で行えますのでコンフィグファイルを編集する必要も無くなりました。
我々で作成した最初の試作品は信頼出来る器機ですが、今後は試作品の更なる開発、ファームウェアのプログラミング、そして製造へと移っていくためには資金が必要です。
今回のローンチでは最初に50ユニットを作成し、低所得の個人や団体へ貸し出し、測定が不十分な地域や発展途上国でセーフキャストのコミュニティを支援します。
bGeigieラクを我々のコミュニティに届ける(みなさんです)と共に、今回のゴールである$150kの予算は貸し出し用の器機を導入するサポートをし、下のマップの空白を埋める支援をします。
予算を$200kに延ばせれば貸し出し器機を二倍で準備することが可能となり、さらに、予算を$300kに延ばせれば現在はボランティアで活動中のメンバーを常勤化でき、より早く、専念してハードとソフトの開発をすることが可能になります。
リスクと課題
セーフキャストはハードウエアの開発と提供に経験があり、洗練されたテクノロジーをボランティアの方々の手に届けることを市場の伝統的な方法と比較して費用を格段に抑えることが可能です。
とはいえ、他のオープンソース開発ハードと同様、プロジェクトの遅延してしまうことや費用が予想を超える可能性はあります。
時には、必要な部品が突然と手に入らない事や在庫切れ、調達経路に不具合が生じることもあります。
しかしながら、我々はこれらのような困難を乗り越え、目標を達成する自信があります。
加えて、セーフキャストは非常にオープンな姿勢でセーフキャストのコミュニティへは常に情報提供しています。
我々は独立したグループであり、他のグループへの依存はありません。…
セーフキャスト、オフィスが8階から3階に! 新オフィス・オープニングパーティーは3月8日18:30から
先週、セーフキャストはオフィスを移転しました。新しいオフィスは、前と同じビルでロフトワーク内、3階になります。5年前に渋谷道玄坂のこの場所に引っ越してきて、5年ぶりの8階から3階への移転となります。ロフトワークの皆様にはいつも温かいサポートをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
新しいオフィスは装いも新たに、ちょっとミュージアム風にレイアウトしました。
3月8日(水)18時30分からロフトワークと一緒に移転パーティーを開きますので、ぜひ、足を運んでください。パーティーはひとつ下の階の2階で行います。
新住所:150-0043 東京都渋谷区道玄坂1‐22‐7 道玄坂ピア3階 セーフキャスト・ジャパン(map)
皆様にお会いできるのを楽しみにしています!…
E2D3 x Safecast 環境データの可視化ハンズオン (2016/11/03 13:00〜)
E2D3 x Safecast 環境データの可視化ハンズオン (2016/11/03 13:00〜)
環境オープンデータを使って、よりわかりやすい・伝わりやすい情報の表現方法を試してみよう.
誰もがデータを見てさわって楽しめることを目標に活動している、グラフ共有コミュニティE2D3(Excel to D3.js)は、様々な企業や団体との協力イベントを開催しています。
今回は、環境データを提供することで、人々に力を与える活動を行う世界的な市民科学のボランティア・グループ、セーフキャスト(Safecast)とのコラボイベントです。
セーフキャストが集めた環境データをE2D3で表現してみる体験会を実施します。ご自分のPCをご持参の上、ご参加ください。
Safecast 京都初のワークショップ 23-10-2016
【知る・つくる・測る。放射線との正しいつきあい方を学ぼう】
東京を拠点に活動する多国籍ボランティアチーム SAFECAST が MTRL KYOTO に特別出張。
さまざまな身近なサンプルを実際に測りながら放射線を体験し、学ぶワーク、ガイガーカウンターを作る電子工作ワーク、市民活動の意義とインパクトを考えディスカッションするワークの3つを体験する盛りだくさんなワークショップを開催します。
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日 時 2016/10/23(日) 13:00~18:30 (12:45 OPEN)
場 所 MTRL KYOTO
参加費 1,500円
定 員 24名
企 画 Safecast / MTRL KYOTO
https://www.facebook.com/material.kyoto/posts/577887132409664
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THE SAFECAST CONFERENCE 2016 – #SCC2016 EVENT CALENDAR
2016年3月は東日本大震災からちょうど5年目となります。セーフキャストでは5年目ということで、「セーフキャスト カンファレンス 2016」(SCC2016)を3月20日(日)に東京渋谷オフィスで開催します。セーフキャストの5年間の歩みをお伝えし、今後の活動内容も皆さんにシェアしたいと思います。
カンファレンスの後、レセプションもありますが、場所の関係で、事前予約をお願いします。
予約の方法は、info@safecast.org までメールをお送りいただくか、フェイスブックのイベントページで参加ボタンを押してください。
今回参加できなくても、この後、さまざまな5周年のイベントを行います。以下をごらんください。また、セーフキャストリポートの2016年度版を3月22日に公開します。SCC2016でお会いしましょう!
SEE YOU AT SCC2016!
セーフキャスト カンファレンス 2016
日時2016年3月20日(日)午後2時~
場所: ロフトワーク10階 東京都渋谷道玄坂1-2-7 道玄坂ピアビル (map)
開場:午後1:30
開始:午後2:00 ピーター・フランケン 挨拶
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Hong Kong Workshop 20-22 December 2015

セーフキャストは、2015年12月20〜
RadHealthの代表を務めるMamie Lau氏は、今回のワークショップの開催に関して、「
ワークショップの開催前に参加者を募ったところ、
bGeigie Nano ワークショップ 神戸
- Kobe City Hall
- Ken Kameda
- Joe teaching
- Even denken (just a bit of thinking)
- Masami Nakashima
- Yuta Sugii
セーフキャストは、11月28日・29日にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催された神戸ITフェスティバル2014において、株式会社 Eyes, JAPANよりご支援・ご協賛を得て、二日間のワークショップを行いました。一日目は、bGeigie Nanoの組立。二日目は、セーフキャストとAPIについての説明とbGeigie Nanoを用いた放射線測定。
参加者の中には、会津大学に通う一年生の学生の姿もあり、「半田付けをするのは初めてですが、とても素敵な講師が指導してくれるので、安心して放射線測定器の組み立てに臨むことができました。会津大学でも、bGeigie Nanoのワークショップを是非実現させたいです。このようなワークショップの開催は、学生の環境に対する意識を高揚させるだけでなく、bGeigie Nanoを自身で組み立てることによりハードウェアに関するスキルアップ、ソフトウェアに関する問題に取り組むことによりソフトウェアのスキルアップに繋がります」とのコメントをいただきました。
また、神戸市に在住するITエンジニアの方の参加もあり、セーフキャストの地図上に神戸市のデータがほとんど皆無だと気付かれ、「神戸市内で活発に行動をしているので、bGeigie Nanoを持って出かけようと思います。結構、データの収集ができると思うので期待していて下さい。また、自分の家にも一台、環境モニター用として、放射線測定器を設置したいと思っています。bGeigie Nanoに固定センサーの機能を追加できるという開発中の拡張機能については、完成が待ち遠しいですね」とのご意見をいただきました。
セーフキャストの活動には長い間興味があったけれど、忙しいスケジュールのために、なかなかワークショップに参加できなかったという方も東京から駆けつけてくださいました。
今回、セーフキャストにとって、関西方面では初のワークショップ開催となりました。関東以東でのワークショップ開催時に比べると、今回のワークショップ参加者数は少なく、関西方面では、放射線に対する関心があまり高くないように思われました。ですが、放射性物質は、地球上から消えてなくなるという見込みは極めて低く、どこにでも行くことができるものです。このため、誰もが放射線にさらされる可能性と隣り合わせです。ですから、たとえ放射線の危険が低い地域であっても、通常の環境において放射線のレベルを把握しておくことが望ましいと言えます。…
彦根での測定
私達が、毎日、彦根で測定をし、ほぼ毎日、その測定データを報告するようになって3週間が経ちます。彦根は、敦賀から 60km 程しか離れていないところです。 敦賀の近くの美浜も合わせれば、5基の原子炉が立ち並んでいますが、彦根で放射線を測るのは、どちらかと言えば、病気でない子供の熱を測ることに似てい ると言えるかもしれません。このような状態が続くことを願いましょう。約2週間前、敦賀の高速増殖炉「もんじゅ」 で、2010 年8月から原子炉容器内に落下したままになっていた重さ約3トンの炉内中継装置を引き抜く作業が行われました。もしかしたら、放射線レベルが高 くなるかもしれないと、ガイガカウンターを持って、待ち構えていましたが、幸いなことに何も起こりませんでした。引き抜き作業の試みがうまくいったという事でしょう。今日、私達は、琵琶湖の真ん中で測定を行いました。今までの最低値である 0.08 uSv/h を記録しました。
(訳:Yuka)…