COVID-19 testing, putting a face to the numbers

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SAFECASTでは先日、新型コロナ・ウイルスのテスト・マップを発行し、ウィルスの現状と猛威を示す情報がアジア、北アメリカ、そしてヨーロッパから寄せられました。

2011311日。

今回の対応について語る前に、2011/3/11について多少触れさせて下さい。

SAFECAST放射能や空気汚染などのテーマを扱い、各地域に携わる地元市民が自分達の生活、即ち「ストーリー」に密着することにより、地域独自にコントロールできるプラットフォーム作りをしてきました。

例えば原子力発電による放射能被害が深刻な福島では、現地で生活する方々に情報を提供とストーリーを提供頂くことにより、メディアが目玉集めのために誘導しがちな放射能の捨て場所ではなく、地元の方々が実際に元気に生活し、彼らの未来を描く現状を提供することを提示できました。

地元の方々が自分の土地の放射能を計測してそれを公表することにより、他人やメディア任せでストーリーを展開させるのではなく、地元の現状を素直にコントロールできるようになりましたまた、福島県と同様の現象世界中の他地域でも見られますが、同様に他地元コミュニティにも同様のツールを提供することにより、彼らに貢献できる様になりました。

当時、福島第一原子力発電所の周辺に強制避難指定区域設定され、当時の市民の方々は強制避難を余儀なくされました。加えて、その周辺地域には地元住民が自主的に避難する非難区域設けられました。しかし、この自主的避難区域の住民の方々は地元の放射能の数値を正確に測定、そして判断する手段もなく、情報の欠落や錯乱に振り回され、避難すべきか否か判断できず、これが各市民に多大なストレスを与えました。

当時、そして今でもSAFECASTは地元の方々に放射能を正確に測定できるツールを提供することにより、的確な意思決定が行えるようになり、この姿勢が日本政府に伝わり、より正確な情報をより開示して頂けるようになりました。

そして、今年2020年。

新コロナウイルスの感染が世界に広がり出した際SAFECASTでは東北震災と似た現象が伺えたため、3/11時に学んだ教訓に基づき、少しでも物事がスムース進められるように、多少のアドバイスを提供させて頂きました。

しかし、コロナ・ウィルスの猛威に対しSAFECASTとして具体的に何が提供できるか、それが疑問でした。他の機関が提供している情報はグラフやビジュアライゼーションなどを用いて、発症例、検査数、死亡者数などを効果的に報告されています。

しかし、状況を見渡すことにより、PCR検査が足りていないことによる苦悩、単なる数字だけではない、人間的なストーリーを描くことが欠落していることに気づきました。3/11と同様のストレス現象が起きているのです。

例えば、貴方、または知人がコロナ・ウィルスの症状が出ているとしましょう。他の方にウィルスを移したくない、仕事に行くべきか、友人たちや家族と接するべきか、自宅隔離または療養すべきか、そして更なる医療処置が必要か。老輩の方々はどうするべきか?生きるのか、後遺症はあるのか?そしてワースト・ケースとして、死ぬのか?

このような判断状況に置かれる個人が自分へのストレスにどう対処し、環境に気を配るべきか?その判断に至るにはウィルスを持っているか否かの判断、PCR検査が必要です。

残念ながら、SAFECASTでは現状、PCR検査を迅速に行える段取りは提供できません。

しかし、検査状況と体験談をまとめるマップは提供できます。このマップが公開されて一週間以上経ちますが、様々な経験談が寄せられています。

皆様の個人的なストーリーを募ることにより、各地方自治体や政府、そしてそれら機関を運営する政治家の方々にPCR検査をより受けやすい状況を作る手助けになり、それが実現することにより、皆さんが置かれ得る現状に対し的確に判断し、結果的にストレスが減る状況を作れれば幸いです。

では、検査を受けられなかった具体例を幾つか紹介させてください。

病院にて
私はアメリカ大使館から提供されているPDF資料に従い、相談所に電話しました。相談所では東京都渋谷区広尾にある日赤医療センターを訪ねるべきと指示されました。それまでの五日間の間、私は最大39.2度、最低でも37.5度の高熱、そして継続的な咳などの症状がありました。

日赤では中国、またはイタリアに渡航した方との直接的な接触があるか尋ねられましたが、無かったため、ロー・リスクと判断されました。検査の可能性について尋ねましたが、医師は否定的で問い詰めると、「難しい」と言われ、その理由を具体的に尋ねました。医師は高額である上、30分程度で結果が出るものではないと言われました。また、胸部のレントゲン検査を受けたか尋ねられたので受けてないと答えると、レントゲン検査が行われ、そこでは肺炎の特徴とされる胸部の炎症、即ちCOVID-19ではないと診断されました。この診断に意義申し立てましたが、受け止められず、咳止めが提供されました。現在でも発熱症状と脇下及び股間に湿疹が出ています。


開業医にて

発熱、咳、下痢、強い倦怠感などの症状が三日続いたので、医者を訪れました。血液検査では通常の数値だったため、インフルエンザ陰性と診断され、呼吸困難などが見受けられない限り、厚生労働省に報告する必要はないと判断され、帰宅を促されました。その理由として、

①私が中国やイタリアからの帰国者と接触がない

②肺炎が確認されない

③発熱が七日以上、または高熱症状が四日以下のため、ハイリスクの患者と判断できない。

数日後も症状は変わらず、発熱も39.2度から37.3度の範囲で続き、胸部と背中に発疹が出ました。医師と電話で相談したところ、抗ヒスタミン剤を勧められ、呼吸困難がない限り病院に来る必要がないと言われました。症状が出て十日経過していますが、症状はまだあります。


開業医にて

COVID-19に該当する症状が出て、その間医師にインターネット経由で相談をしていました。症状が出て一週間半ほど経過し、医師に肺の音を聞く必要があると言われたため、訪れました。医師はインフルエンザ検査と診断を行いましたが、陰性と判断され、COVID-19検査は症状が酷い方だけに検査をしていると言われました。

ホットライン

人生これまでに経験したことのない酷い症状が十日ほど続きました。検査はまれで、呼吸困難などの症状がない限り自宅療養との指示を受けました。


開業医にて

検査自体はさほど難しくないが、実施に必要な防護服が足りないため数に限りがあると医師に伝えられました。

このように検査を受けられなかった方々の各体験談は様々ですべて心痛むものではありません。これに対し、検査をスムースに受けられた例を幾つか挙げさせてください。


医療機関の野外テントに設けられたドライブ・スルー検査
簡単でした。


NHS医師オフィスにて

(COVID-19と)疑われていた例です。無症状ですが、医師との定期診断の一環として検査を受けました。


健康課による自宅隔離

大学のキャンパスにて複数感染が確認され、健康課が五十人以上を自宅隔離すべきと判断。症状は発熱が一日と乾いた咳がありました。検査結果は陽性。

これら具体例で明らかなポイントは、「検査を受けられ、陰性だった方は安心した」ということです。ストレスが減ることにより、通常に近い生活を過ごせる訳です。検査を受けられない場合、数週間に渡り体調不良に加え、不安とストレスと立ち向かう可能性があり、このような状況は他の問題を起こしかねません。検査を受けることは疑問に対する答えが出る以上に意味があります。

また、残念なことに、すべての検査結果がハッピー・エンドではありません。


病院

発症後、入院。3月25日、COVID-19の影響により死亡。

上記例は寄せられたストーリーの一例に過ぎません。マップ・ビューでズーム・イン/アウトすることにより、パターンが伺えると思います。

グローバル・コミュニティの一人として、人々がどのような状況下にあり、我々の健康と環境を脅かすこのパンデミックを停止する手段の状況を知る権利があります。

このマップを様々な方々が見て、検査に至るストーリーを提供して頂くことにより、より広範囲な検査が必要である、という必然性に基づいた結論に至って頂ければ幸いです。

 

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