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Blues WirelessとSafecastがAirnoteを発表

In Air Quality, Hardware, センサーネットワーク, ニュース, 測定 by Pieter

Blues WirelessとSafecastがAirnoteを発表
– これまでで最もシンプルな空気質モニター
セーフキャストが10周年記念イベントのライブストリーミングで
Airnoteデバイスを福島に設置

マサチューセッツ州ボストン & 東京 – 2021年3月9日 –
オープンな環境データの世界的リーダーであるセーフキャストと、IoTクラウドセルラーソリューションのリーディングカンパニーであるBlues Wirelessは、
本日、これまでで最もシンプルで費用対効果の高い空気質デバイスであるAirnoteを発表しました。Airnoteは、複雑さと使用の障壁を取り除くことで、市場に出回っている他の製品に比べて約半分のコストで、空気質センサーの大量導入を簡素化します。これにより、個人、企業、自治体は正確な粒子状物質データを収集し、より健康的な環境のためのより良い意思決定を行うことができます。

“10年前の福島の危機を契機に世界中から多くの有能な人材が集まり、共通の目的を果たすこととなりました。”
非営利団体Safecast、Blues Wireless、そして最終的にAirnoteデバイスは、すべてこのコラボレーションの結果として生まれました。

これまでのところ、空気の質、水質、放射線などの環境面では、高額な機器の費用面や、デバイスを配置するための慎重な設置、信頼性の高い屋外ネットワーク接続といった課題がありました。Airnoteは、日当たりの良い窓の外側に簡単に取り付けることができる、完全に統合されたゼロセットアップの太陽光発電装置です。Airnoteは、130カ国以上のセルラーネットワークを使用して、定期的に空気質データを自動的にアップロードします。Airnoteには、Bluesのノートカード通信モジュールが搭載されており、プリペイド/プリアクティベートデータプランが含まれています。
Airnoteは、ディスプレイに情報を表示したり、ユーザーがQRコードをスキャンしてオンラインでチャートやグラフを表示したりすることができます。
PM1、PM2.5、PM10の粒子状物質の温度、湿度、気圧、密度を測定できます。

Airnote_Rear

The Airnote rear features a display showing the air quality, viewable from the inside

Airnoteデバイスがアップロードしたデータは、はじめからパブリックドメインに指定されており、全ての人に利益をもたらします。BlueのリアルタイムデータルータであるNotehubやセーフキャストのデータベースや地図を介して、データは世界中で分析、教育、さらには商業利用のために利用できます。
データはデフォルトでは匿名ですが、デバイスの所有者はオプションでデバイスを主張し、データのアップロードのためにクレジットされることができます。

“福島は紛れもなく災害でしたが、このイベントは私たちの環境の将来と安全性をより良く計画する機会を与えてくれました“
と、Safecastの共同創設者であり日本のディレクターでもあるピーテル・フランケン氏は述べています。
“私たちがAirnoteから受け取るグローバルデータは、市民主導のオープンデータのペースを加速させ、より健康的な地球環境に向けて私たちを前進させると同時に、将来の危機へのより迅速で効率的な対応を可能にしてくれます。…

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亜硫酸ガスの燃焼:その測量法とその意義

In Air Quality by levi

ロイター提供による工場噴煙の写真

人為的公害について報道される際、二酸化炭素が取り上げられる事が常だが、実は過去300年の大気汚染量は 倍にもなっていない。 ところが亜硫酸ガスの排出量は何と100倍になっている。 亜硫酸ガスは主に石炭や石油の燃焼の副産物として、また、硫酸を生産する過程で排出される工業産出のガスである。そして亜硫酸ガスは水蒸気などの存在下で酸化され硫酸となり、酸性雨となる。 つまり、これこそが産業廃棄ガスなのだ。 それは、工業施設で生成された大気中の亜硫酸ガスが水蒸気に反応して硫酸を生み出すことで、酸性雨の原因ともなる。呼吸器を刺激することで喘息や他の呼吸器官系疾病の症例が増加しているということが、都市近郊の工業地帯に集中して多く見られる。

米国本土に於ける亜硫酸ガスの地面排出量密度について

そこで私たちは以下の基準を満たす亜硫酸ガスの測定器(センサー)を探すことにした。
1)10億分の1の単位(1ppb)までも測定可能。何故なら0.03ppm以上の長期に渡る曝露による健康被害が報告されているので。
2)耐腐食性。亜硫酸は数ヶ月で測定器の部品を腐食させる。
3)安定性。多種多様なガスを測定する際に再現性の高い、信頼性のあるデータの収集を目指している。警報器システムなどに使われる多くのセンサーは、濃度変化に関しては問題ないが濃度の絶対値ではデータにばらつきがある。これらの基準を念頭に私たちは Alphasense社の亜硫酸ガスセンサー を大気測定装置として導入する事にした。これにより更なる最新データを共有出来ることを期待している。
(翻訳: Mikka Chen)…

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Air Prototype Show & Tell

In Air Quality, Hardware by sean

Last night at the weekly Crash Space meeting, Naim showed off the current, working, Safecast Air prototype during show & tell, as well as an example of a possible housing using plates. We’re calling the device the “canAIRe” and may …

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日本に於けるCOVID-19コロナ・ウィルス患者数が表す意味

In COVID19, featured, ニュース, 主要記事 by exporter

2020年3月24日Azby Brown著

Reiko Mori, Yoshida Suzuka, Tatsumi Baba, Ryuichi Anbo, Mami Yahiro, Momoha Koya (Furuhashi Lab., Aoyama Gakuin Univ.) 翻訳

 

先週、私はセーフキャストの一員として日本のCOVID-19コロナ・ウィルスの検査についての記事を書きました。

さて、ここCOVID-19コロナ・ウィルスに関する正確な情報の伝達が乏しく、最近では検査基準を満たしている人が検査を断られる事例が増加し、国民の間で不満や疑惑の声が挙がっています。これは政府による政策が原因ですが、検査することを重要視している韓国、台湾やシンガポールなどの国は感染者の数値が緩和し始めたのに対し、日本ではそれらの国と大幅に異なり検査数が少ない状況です。

今後一体どういうことが起こるのでしょうか?

日本国内では、普段の生活に於いて肉体的な距離を保つ傾向を筆頭に、マスクの着用や優れた衛生環境、握手による挨拶が少ない、などの要因を基にCOVID-19コロナ・ウイルスに打ち勝ったという話が最近様々な所広まってきています。セーフキャストでは「マスクの着用」や「規則正しい手洗い」は、肌の接触を減らすのと同等に重要視しており、ここまでの接触感染率の低さを保っているのは恐らくそのお陰なのではないかと思います。

しかし、学校の閉鎖や開催予定であった大きなイベントのキャンセル、そしてなるべく多くの人々が在宅ワークを行っているにも関わらず、文化的背景に基づいた日々の社会的な距離だけでは強制力がとても弱い可能性も出てきています。例えば、公園では毎日のように花見をしに来た人々で埋め尽くされ、電車も常に満員です。バーなどの飲み屋、またレストランなどの飲食店も同じ状況です。私達は今までラッキーだったのでしょうか。

その一方、感染者数は国民全般に於ける検査の不足、そして、誤った分類による単純肺炎で亡くなった方と、COVID-19コロナ・ウイルスで亡くなった方との区別が曖昧で、疑いが晴れないでいる現状も存在します。

日本の各都道府県や地方自治体は、緊急事態時には自主的に対応を行える権限を保持しています。例えば、最近のニュースでは

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COVID-19 testing, putting a face to the numbers

In COVID19, ニュース, マップ by exporter

SAFECASTでは先日、新型コロナ・ウイルスのテスト・マップを発行し、ウィルスの現状と猛威を示す情報がアジア、北アメリカ、そしてヨーロッパから寄せられました。

2011311日。

今回の対応について語る前に、2011/3/11について多少触れさせて下さい。

SAFECAST放射能や空気汚染などのテーマを扱い、各地域に携わる地元市民が自分達の生活、即ち「ストーリー」に密着することにより、地域独自にコントロールできるプラットフォーム作りをしてきました。

例えば原子力発電による放射能被害が深刻な福島では、現地で生活する方々に情報を提供とストーリーを提供頂くことにより、メディアが目玉集めのために誘導しがちな放射能の捨て場所ではなく、地元の方々が実際に元気に生活し、彼らの未来を描く現状を提供することを提示できました。

地元の方々が自分の土地の放射能を計測してそれを公表することにより、他人やメディア任せでストーリーを展開させるのではなく、地元の現状を素直にコントロールできるようになりましたまた、福島県と同様の現象世界中の他地域でも見られますが、同様に他地元

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日本の緊急事態に関する解説

In COVID19, ニュース, マップ, 論説 by exporter

2020年4月8日、アズビー・ブラウンによって公開

昨日(4月7日)、ようやく安部総理大臣によって、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡を対象とした緊急事態宣言が出され、日本のCOVID-19パンデミックへの対応は新たな局面に入りました。多くの人が指摘するように、この新たな「封鎖(ロックダウン)」は諸外国で実施されているような法的強制力を持ったものではなく、自宅待機の要請に従わなくても罰則が課せられることはありません。

現在の日本の法制度では、そのような強制的な指令を施行することはほぼ不可能なのです(第二次世界大戦前、および戦時中に国全体が非常に無意味な自己犠牲を強いられたからなのですが)。その代わり、政府は来月に向けて、これまでの要請よりも広範囲にわたる社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンス)を自主的にとるよう求めています。スーパーマーケット、コンビニエンスストア、診療所や病院、ホテル、製造業などの「必要不可欠」と見なされるサービス業は、引き続き営業するように求めていますが、バーやクラブ、ライブハウス、カラオケなど大人数が集まる場所は避け、外食しなければならない場合は大人数での利用を避けるよう、引き続き呼び掛けています。奇しくも、公衆浴場は営業を継続するよう求められているようです。都内の映画館、博物館、図書館、デパートなどの多くの公共施設は、先に受けたソーシャル・ディスタンスの要請に応じて、すでに一時的に閉鎖されており、今後も営業停止を継続するよう求められるかもしれません。そうは言っても、誰かに何かを強制することはできず、また、要請を拒否することもできるのが現状です。現在のところ、この命令が適用されるのは国内43都道府県のうち7県(正確には1都1府5県)にのみ限定されています。憂慮すべきことに、緊急規制を回避するために東京から多くの人が圏外に脱出したとの報告も多数受けています。中国やイタリアなどでは、部分的な閉鎖を行ったものの旅行者を効率的に監視しなかったため、感染者たちが国内外に新たな集団感染の種を拡散させる結果となり、事態を計り知れないほど悪化させました。

新たな非常事態宣言に含まれる7つの都道府県。出典:NHK

安倍総理大臣は、「私たち全員が努力して人と人との接触を70%、できれば80%減らすようにすれば、感染症の増加は2週間後にピークを迎え、その後減少に転じるだろう」と言及しています。この発言内容に関しては不確かな部分も多く、特に自主的に要請に応えるというのは、今までのところ日本でもちらほら見受けられました。数週間前に、もっと強力で拘束力のある措置が講じられ、より強制力のあるメッセージを訴えてくれていたならば、と私たちは思うのです。

Agence France Presseの編集者リチャード・カーター氏がツイートしました:

一方、2011年3月の大震災後、日本人は必要なことと判断すれば、不便な緊急措置であっても容易に協力してきました。 2011年には、店舗の照明を半減させたり、駅やビルの外壁のイルミネーション広告を消し、エスカレーターを停止させたり、家庭での消費電力を抑えたりなど、全国的に広がった自主的な省エネ(節電)のおかげで、全体の電力消費量は約2割減少しました。自主規制(自粛)は、お祝いごと、その他の大規模な懇親会、一般的な贅沢などを自粛するよう求められ、人々はそれに従ったのです。

これはある意味、緩やかな犠牲が求められたという最近の前例と言えるでしょう。数日前、TBSが発表した世論調査の結果によると、約80%が緊急宣言の発令に賛成していました。しかし、実際に人々は従うのでしょうか? 一週間後には分かることですが、政府は足固めに必要な準備を整えていないようですし、国民とのコミュニケーションも図れていないように思います。これには追加として、無料託児所の提供や自宅待機しなければならない従業員とその雇用者への助成金、オンラインでの書類提出を困難にする官僚的規制の緩和などが含まれます。多くの企業、大学などでは、今でも大半の従業員は、紙の書類に印鑑を押すために現場に立ち会う必要があります。現在、健康への危機が懸念される中、このような行為は野蛮とも言えます。諸々の関連支援策について話し合いが持たれ、約束されていますが、どれも実施されるに至っていません。先週の日曜日、シンガポール政府は、感染症の「第二の波」(現在、香港でも経験していること)に対応するため、非常に強力な拘束力のある対策を発表しまました。これらのガイドラインは、メディアだけでなく、政府による広報チャネルを使って明確に伝えられており、ベストプラクティスと捉えるべきでしょう。

4月6日現在の日本の症例データ。出典:NHK

3月下旬以降、東京を筆頭に日本全体でCOVID-19の感染者数は明らかに増加しています。これは、3週間前にさかのぼりますが、中途半端な形でソーシャル・ディスタンスを公式に要請したにもかかわらず、お花見で大勢の人が公園に集まり、お互いに感染したのが原因ではないかと大かた意見が一致しています。重要な点が不明確なままで、中央政府によるコミュニケーションへの取り組みは依然としてお粗末ですが、日本でのデータの公開状況はここ数週間で全体的に改善しています。東京都の多言語版COVID-19 ウェブサイトは、政府が提供してきたものよりもはるかに明確で有益な公式情報源となっています。今日現在(4月8日)、東京都の陽性者数は1196人で、2週間前から急激な増加傾向にあり、先週末には1日あたり100人を超える新規感染が発生しました。その後2日間でやや減少し、今日は144例に達しています。現在、全国で累積陽性者数が4480人を超えました。4月6日の感染者数は241人でしたが、4月3日以降は、連日300人を超える感染者数が報告されています。非常によく運営されている独立型のバイリンガルサイト、Japan COVID-19 Coronavirus Tracker,(日本新型コロナウィルス・トラッカー)は、都道府県ごとの詳細なオープンデータベースを提供しており、日本での検査済み症例数データに関して信頼できる情報源になっています。

出典:Japan COVID-19 Coronavirus Tracker (日本新型コロナウィルス・ストラッカー)

以前の記事で述べたように、多くの人々は日本での大規模な検査が行われていないために、COVID-19の実際の症例数や感染率が著しく過小評価されていると結論づけています。昨日のワシントン・ポスト紙に引用されていた、ロンドンのキングスカレッジ・ポピュレーションヘルス研究所所長の渋谷健司教授によると、「遅すぎる・・・。東京はすでに爆発的な感染者数増加の段階に入っており、医療崩壊を止めるためには一日も早く首都封鎖を実施しなければならない」と語っています。渋谷教授は、この1週間での急激な感染者数の増加は、日本の限られた検査戦略が失敗していたことを示す明らかな証拠であり、検査と発見の規模が大きくなればなるほど、そのことがより明白になるとの見解を示しています。

日本での検査数は増加していますが、発生曲線の平坦化に成功したどの国よりもはるかに遅れをとっています。数日前、首相は検査能力を1日あたり7,500人から2万人に拡大すると発表しましたが、いつ頃から実施可能となるかに関しては言及しませんでした。4月7日現在、日本では合計5万5311人が検査を受けていますが、ほぼ毎日検査が実施されていることを考慮すると、現在公表されている1日7,500人の検査能力の半分以下しかないことになります。これとは対照的に、ドイツでは週に50万人が検査を受けています。

日本では他の国と同様、肺炎のような呼吸不全による死亡者全員に対し検査を実施していないため、COVID-19の症例数が過少報告されている可能性があります。逆に、すべての死亡症例がCOVID-19に起因するという分類法は、世界的に広く行われているのですが、これはCOVID-19に起因する死の過大評価につながりうるとして批判されています。しかし、多くの国では、通常の季節性インフルエンザに罹患している間に死亡した人々は、健康上、他に問題があったとしても、インフルエンザによる死亡として記録されていることが指摘されています。特に問題視されるような慣行ではないのかもしれませんが、感染症例の重症度を追跡する上で、この意味合いを念頭に入れておく必要があります。全体として、パンデミックの規模や拡大を過小評価することの方が、過大評価することよりも公衆衛生上のリスクははるかに大きいことは明らかです。

日本のCOVID-19症例の重症度内訳。出典:NHK

日本政府や医療専門家の間では、現在のペースで重症患者数が増え続けると、集中治療室の病床が十分に確保できなくなるのではないかという深刻な懸念が上がってきています。人口10万人当たりのICU病床数の割合は、他の多くの先進国に比べてはるかに低いからです(日本は10万人当たり5床、イタリアは12床、ドイツは約30床)。この単独サイトでは、各都道府県のICUベッドの空き状況の現状を示しています。東京都を含む、少なくとも5つの都道府県では、COVID-19の症例数はすでにICU病床数を上回っています。 NHKによると、COVID-19感染者のうち、ICUでの治療が必要なほど重症化した症例は4%程度にとどまっていますが、重症化した症例がICUのベッド数を上回る可能性が出てきているとのことです。

これを受けて、政府は軽症患者が利用できるよう、東京に約10,000室、関西に3,000室、東京オリンピック村に800室を提供するとの協力をホテルから得たと報告されています。昨日から東京都中央区のホテルに患者の移動が始まりました。 3月24日にお伝えしたように、それまでCOVID-19の数値が比較的低く抑えられていたのは、マスク着用や手洗いなど日本人の様々な生活習慣のおかげだと多くの人が信じていますが、単純に運も一役買っていたのではないかと感じます。では、今後どうなるのでしょうか? 日本は引き続き幸運に恵まれ続けるかもしれません。現在の陽性患者の急増は異常だと分かってくるかもしれないですし、新たな自主的措置は、感染者急増の芽を摘み取るのに十分なほど受け入れられ、広がっていくかもしれません。しかしながら、現在の緊急事態宣言発表に影響を与えたとされる最近の調査では、無視してはならない悲惨な最悪のシナリオも想定されています。自主的措置を要請しても、自宅からの外出を60%以上を削減できなかった場合、ICUのキャパシティ不足によって、4月26日頃に医療システムが崩壊し、50万人が死亡すると著者は結論付けていました。 その一方で、3月2日以降の学校閉鎖により、子どもの接触頻度が40%減少し、2月27日以降の自主的なイベント中止により、大人の接触頻度が50%減少したことを示す未発表の研究に言及しており、外出を60%を減少させることができると期待しています。

あらゆる研究に言えることですが、全てが正確ということはありえませんし、不確実性が内在する中国のデータを基にしているので、このモデルはあくまでも基本的な想定をしているだけに過ぎません。首相は来月から1ヶ月間、ソーシャル・ディスタンスを7、8割減らすように国民に要請しています。しかし、企業が経済的苦境に陥ることなく、従業員が自宅に留まることを認める明確な補償がなければ、これらの目標を達成するのは難しいと言えるでしょう。世界の他の地域で実施されているように、日本でも数週間前から、もっと強制力、拘束力のある措置を講じて、より強力なメッセージを投げかけていたならば、もう少し効果をあげることができたのではないでしょうか。今のところ、私たちは運に頼り過ぎてしまっているようです。…

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COVID-19 検査マップ」発表

In COVID19, ニュース, マップ by sean

 

2020323日 by Sean Bonner

本日、私達はCOVID-19検査状況を見つける際に、その状況を文書化できるようなクラウドソース・マップを立ち上げました。
セーフキャスト設立の信念の1つは、人々が自分自身と友人や家族の安全性について判断を下すために、信頼できる正確な情報にアクセスできる必要があるということです。 これらのリスクに関する独立した信頼できる情報源を提供するために、クラウドソーシングされた放射線と大気質のデータを公開し始めました。

COVID-19はすでに世界中のコミュニティに壊滅的な影響を及ぼしています。
人々は今後の準備をする必要があり、そのためには良い情報が必要です。 また、検査に関する情報を簡単に入手でき、自分の健康と安全性について安心感を与え、この世界的な緊急事態の際により良い判断を下せるようにする必要があると考えています。

しかしながら、現在、世界中の多くの場所で、COVID-19の公式の検査情報はあいまい、かつ不完全であり、人々は関連性も信頼性もない公式情報源に依存しています。必要な場所に検査キットが届かなかった、不完全な検査キットの配達、過度に複雑な承認プロセス、あるいは不公平な優先順位のために、政府が発表する検査の有効性と実際の検査受診の可能性の間に一部の地域でギャップがあることが明らかになりました。
この状況は、3/11以降に私たちが見てきたものを不穏なまでに思い起こさせます。これについては、ここで詳しく説明しました。世界中の人々の助けや意見により、このマップは、さまざまな地域での検査受信の難易度状況に関する情報を提供できることを期待します。信頼できるクラウドソーシングされた情報を提供することにより、このマップが情報をより的確にターゲティングし、政府や当局の説明責任を果たすのに役立つツールになることを願っています。

地図は covid19map.safecast.orgで利用できます。

地図の利用方法:

  • 1.左側のメニュー/ナビゲーションに、マップ上の色付きのマーカーに対応する「無症状で検査拒否された(黄色
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E2D3 x Safecast 環境データの可視化ハンズオン (2016/11/03 13:00〜)

In Events by Rob Oudendijk

E2D3 x Safecast 環境データの可視化ハンズオン (2016/11/03 13:00〜)

環境オープンデータを使って、よりわかりやすい・伝わりやすい情報の表現方法を試してみよう.

誰もがデータを見てさわって楽しめることを目標に活動している、グラフ共有コミュニティE2D3(Excel to D3.js)は、様々な企業や団体との協力イベントを開催しています。

今回は、環境データを提供することで、人々に力を与える活動を行う世界的な市民科学のボランティア・グループ、セーフキャスト(Safecast)とのコラボイベントです。

セーフキャストが集めた環境データをE2D3で表現してみる体験会を実施します。ご自分のPCをご持参の上、ご参加ください。

http://e2d3.connpass.com/event/42517/

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Safecast 京都初のワークショップ 23-10-2016

In Events, ニュース by Rob Oudendijk

 

【知る・つくる・測る。放射線との正しいつきあい方を学ぼう】

東京を拠点に活動する多国籍ボランティアチーム SAFECAST が MTRL KYOTO に特別出張。

さまざまな身近なサンプルを実際に測りながら放射線を体験し、学ぶワーク、ガイガーカウンターを作る電子工作ワーク、市民活動の意義とインパクトを考えディスカッションするワークの3つを体験する盛りだくさんなワークショップを開催します。

——————
日 時 2016/10/23(日) 13:00~18:30 (12:45 OPEN)
場 所 MTRL KYOTO
参加費 1,500円
定 員 24名
企 画 Safecast / MTRL KYOTO

https://www.facebook.com/material.kyoto/posts/577887132409664

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セーフキャスト 3周年イベント

In Events, ニュース by sean

セーフキャスト設立のきっかけとなった、東北地方太平洋沖地震と津波そして福島第一原発のメルトダウンから3年をしのび、3/15(土)、16(日)に、イベントを開催します。2日間のプログラムは、議論と実践的なイベントとなります。15日(土)には東京大学で「これからの3年間」というこれまで起きたことを見つめ直し、未来に向かって期待できることについてのディスカッションを予定しています。プログラムと哲学と同様に、ポリシーや活動について議論する予定です。質疑応答とあわせ個別の講演(講演者リストはまもなく発表します。)を含んでいます。これらのイベントはライブ中継したいと考えています。15日は東京大学でのレセプションで終了予定です。

15日の夕方より16日の夕方まで、セーフキャストのウェブサイトに関するグローバルハッカソンを実施します。これは、皆さんの協力をお願いする機会となる膨大なプロジェクトです。コピーライター、翻訳者、デザイナー、開発者など多くの方を歓迎します。もし、ご興味ありましたら、さらなる詳細についてハッカソンのメーリングリストにご参加ください。実際に、サイトを見てセクション毎に再考していきます。そして、改善がみられるよう、APIや地図についても見ていきます。世界中の人々から私達が直面している課題に立ち向かうのを遠隔で助けてもらえるよう招待していますが、16日はハックするために道玄坂のオフィス(1FがFabCafe、ロフトワーク)にて実際にお会いしましょう。その日はいくつかの大きな改善を行って終了したいと思っております。

両日ともイベントは一般に公開されています。

「フクシマ ~ これからの3年間:現状と展望について」

セミナー開催日:2014年3月15日

時間:午後1時 – 5時まで

場所:東京大学駒場キャンパス 総合研究実験棟(An棟) 2階コンベンションホール

http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_04_09_j.html

このイベントは USTREAMで生中継されます。

USTREAM専用リンクはこちら:

USTREAM http://www.ustream.tv/channel/safecast-live/

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プログラム予定表

12:30 開場

13:00 セーフキャスト-これからの3年間:

『開幕のあいさつ』
伊藤穣一(セーフキャスト共同創設者、MITメディアラボ研究所長)

『セーフキャスト~現状と今後の展望』
ショーン・ボナー(セーフキャスト)
ピーター・フランケン(セーフキャスト)
カリン・コズハロフ (セーフキャスト)

続いて『質疑応答』

14:00 海洋生物、食品、人体への放射能汚染状況について

『クラウドソースによる新しい海洋生物の放射能汚染研究について』
ケン・ブッセラー(ウッズホール海洋研究所)

『安全な食品の未来について』…

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Vice Japan がbGeigie のイベントに!

In Events, Hardware, センサーネットワーク, ニュース by sean

SAFECAST は、10月、DIYタイプのガイガーカウンター bGeigie Nano のワークショップを、東京・渋谷で行いました。

当日は、Vice Japan (バイス・ジャパン)の内田有香さんも、お忙しい中、参加してくださいました。
このビデオは、ジョージ・ジョセフ氏のプロデュースによるものです。
bGeigieを自分で作ることで、ガイガーカウンターをより理解できるようになることが、
この映像からもわかります。

イベントの模様は、YouTubeリンクからご覧いただけます。…

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セーフキャスト・エア・フォース(無人飛行機プログラム)

In Events, Hardware, 主要記事 by sean

上のビデオは、bGeigie Nanoを搭載し、飛行中に放射線測定とwifiを利用して生中継を行うhexacopterのものです。これは、5月上旬、マサチューセッツ州ケンブリッジで行われた一週間に渡るSafecastハッカソンの成果です。

このハッカソンの期間、無人飛行機に注力する理由は数多くありました。もちろん、無人飛行機はカッコ良く、興奮させるものであり、人々が関心を持ち続けるのに役立っています。実用レベルでは、例えば、急勾配の坂や汚染地域といった、あまりに危険だったり、単に立ち寄れない地域での測定を可能としたりといったニーズもあります。私たちは、飛行経路を計画し、無人飛行機に広大な範囲を、その地域を案内出来る人よりも早く測定することができます。無人飛行機に関して私たちのデータについて考えてみると、私たちは様々な側面から存在する課題を考え、新たな活力で取り組めるのです。

セーフキャスト・エア・フォースのコンセプト( これは、たくさんの互換性のある要素でできた、組立式無人飛行機プラットフォームなのですが )は、 当初はRay Ozzieから提案があり、1週間を通じてセーフキャスターのNaim Busek、Joe Moross、Pieter Franken、Steven Wright、 Ariel Levi Simons、 Haiyan Xhang、 Paul Cambell、 Anthony DeVincenzi、 Samuel Luescher と私がアイデアを現実のものとしました。

私たちは、3D Robotics社から組立済みのHexacopeterで始め、モーターとブレードをアップグレードし、より丈夫な DJI Flame Wheel Frameにもしました。Ardupilot(オープンソース arduinoベースの自動操縦システム)により頭脳を、セーフキャストにより観測機器が用意され、私たちは特長のある飛行機を組み立てました。

これは今のところ確実に私たちの主要案件であり、私たちは Parrot AR.Drone 2.0

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Tokyo Hackathon Roundup

In Events, ニュース by sean

Earlier this year we held what will hopefully be the first of many Safecast Hackathons. Since Safecast has such a fantastic team of volunteers working together, we thought it might be beneficial to bring everyone together in one city for …

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東京ハッカソン開催!

In Events, ニュース by sean

本日(1月13日)、東京にて2013年、最初のハッカソンがキックオフしました。
今日の会議では、今週一週間の間に行うプロジェクトについて話し合いが行われました。

新しく何かをする必要があるのか、そうであれば、いつまでにそれをしなければならないのか、などと一緒に、 GitHub上のいくつかの主要なリポジトリ内の課題表にひと通り目を通し、今週中に解決したい事について、マイルストンをいくつか設定しました。

参加予定の幾人かはまだミーティングに来ていませんでしたが、彼らも数日中に到着すれば、生産性の激しさが増すことでしょう。今日は、ダブリン(アイルランド)やボストン、ロサンゼルス(米国)から来日した皆と一緒に日本在住のセーフキャスターも加わり、皆がひとつの部屋でブレインストーミングをし、問題解決や一連の行動計画を立てたことは、素晴らしいと感じています。

今回集まった人たちは、プロジェクトを成功させるため、素晴らしい才能を持っているプロの集まりです。そういう人たちと共に、ここでこうしてより良いものを作り上げることにワクワクしています。この中から、どんなものが生まれるか楽しみです。

興味のある人たちのために、ブロードキャスティング中継もしています。私たちが行っている具体的な情報については、ツイッター、 @safecast をフォローしてください。

(翻訳:Toshiyuki Arai )…

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セーフキャスト ハッカソンイベント – 2013年1月13日-18日

In Events, ニュース by sean

セーフキャストでは、プロジェクトの分散チームについてお伝えしてきましたが、私
たちが同室に集まって実際にハッキングできればこれほど有益なことはありません。
各人が取り組んでいる最新情報を互いに持ち寄るだけでなく、手を使い、モノを作る
のです。そして、それぞれが世界各地の自分の場所に戻った際に、進展したことでモ
チベーションがあがり、より一層、物事が進むようになるのです。このことを実感し
たうえで、私たちは通常のハッカソンを始める必要があると決心しました。とりあえ
ず、1年に4回、四半期に一度、世界中の異なる場所で実施することにしました。現
段階ではアイデアなので、実際にどのように展開するかは様子をみようと思います
が、差し当たり、第一回目のハッカソンの開催をお知らせします。

1月に東京で一週間集まり、私たちの共有している「やることリスト」から取り組む
予定です。パブリックの GitHub イシューからはじめ、新たにあがってくる問題に取
り組んでいく予定です。ハッカソンは構造のないものである一方、私たちは何らかの
オープニングイベントを開催し、いくつかの目標と方向性を決め、どのくらいの成果
を得られたかをみるためのクロージングのイベントも開催します。物理的には東京
で開催予定ですが、モチベーションを感じたら誰でもどこからでも参加できるよう、
IRCと共有ウェブベースのドキュメント同郷にストリーム中継を実施する予定です。
暫定的な詳細情報をgoogle docに用意しました。もし参加を希望されるなら、詳細を
確認のうえ、情報を追加ください。これが何か素晴らしいことの始まりになると期待
しています。

(翻訳:Toshiyuki Arai)…

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スタンフォード大学での Medicine X カンファレンスにてSafecastのプレゼンテーションを実施

In Events, 論説 by sean


本日9/30、スタンフォード大学で開催された Medicine Xカンファレンス(9/28-30開催)にて、Safecastについてプレゼンテーションを行いました。スライドを取り違えたり、言いたかったことを全て伝えられたかはわかりませんが、講演後に数名の方からプレゼンテーション資料をオンラインで見れないかとの要望をいただいたので、参考資料として投稿したいと思いました。

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設立から一周年を迎えたセーフキャストのこれまでと今後の活動について

In Events by kiki

3月25日(日)に、東京・渋谷で、セーフキャストの設立1周年のイベントが行われました。そのイベントの内容をお知らせします。

このイベントでは、セーフキャストのこれまでの活動内容についてのプレゼンテーション、その後は、今後予定される活動の紹介がありました。

All photos by Stig Bjorge

<動きが迅速だったセーフキャスト>
3月11日の震災の一週間後には、セーフキャストの前身であるRDTNという団体名で、ピーターを中心に日本、アメリカのメンバーたちが、ガイガーカウンターで放射線量を計測しようという動きを始めていました。そしてすぐに、計測したデータをネット上で見ることができるシステムを米国MITメディアラボ(http://www.media.mit.edu/)と一緒に確立したのです。
さらに、車にガイガーカウンターを搭載し、5秒毎にCPMとマイクロシーベルトが計測できる上に、GPSで位置確認もできる「bガイギー(bGeigie)」を開発しました。これによって計測が一気に加速し、今では230万件以上のデータをセーフキャストは収集しています。
このデータの特徴は、全て同じ種類のガイガーカウンターを使い、高さ、キャリブレーションなど一定の条件の元で計測することで、情報の質を高めようとしてきたのです。…

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Safecast のイベントを3月24日、25日に東京で開催

In Events by sean

今週の週末、Safecastの1周年を記念して東京の周辺でいくつかのイベントを予定しています。土曜日の夜、3月24日 22:00-00:30に、六本木アートナイトイベントに参加します。ここで私たちは、いくつかの団体と連合でプレゼンテーションを行います。時間は実際には15分ですが、イベントのいつに実施されるかは未定です。Safecastの共同創業者であるSean Bonner(英語でのプレゼン)とPieter Franken(日本語でのプレゼン)が、10分間でSafecastの12か月の活動を写真で紹介したり、Safecastの可視化チームのリーダーであるTony DeVincenzi が最後に参加して新しい地図や関連するビジュアルをお見せします。Akibaさんが最後の5分間で、ガイガーカウンターの音楽を流してくれます。
日曜日、3月25日は、渋谷に新しくオープンしたロフトワーク社のFabCafeにて、私たちがここまでしてきたことに関する発表を少し長く行います。11:00~13:00にて、Safecastのプレゼンテーションを一般向けに行い、プレス関係者も招待しております。続けて、13:00-15:00にて、オープンセッションを開催し、Q&Aやデモなど、あらゆることを行っていきます。

あなたも参加してくれることを希望します!

日本語翻訳:小川 知秀…

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南相馬市へ放射線データを提供することになりました

In Events, ニュース, 放射線, 測定, 移動測定報告 by Pieter

2月21日に南相馬市の市民生活部環境衛生課を訪問しました。

南相馬市は最近メディアに登場することも多く、放射線測定の要望も高い原発に近い市町村の1つです。市民レベルでも放射線の状況を知りたいとの要求は高いと思われます。

今回はSAFECASTの活動に協力いただける団体から提供を受けた

bGeigieの測定データをWeb上に公開した上でデータを利用いただけるように協力することを申し出て快諾されました。南相馬市のWebページからSAFECASTのページをリンクいただくことになりました。

3月から数週間にわたり、SAFECASTのボランティアでその団体をサポートしながら南相馬市のほぼ全域についてデータを順次公開していきます。

会談の終了後、関係者で記念撮影をさせていただきました。

前列は南相馬市の松本課長中央と課のメンバーの皆様です。後列は訪問したSAFECASTメンバー左側からyukaさん、Robさん、渡邉さん一番右は今回のサポートを担当していただける鷲山さん.

南相馬市市役所で放射線モニターの前にて。今回のアレンジをしていただいた郡山の渡邉さん(右)と西川(筆者)

Reported by Eiji Nishikawa…

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Safecast Code

In FAQ, ニュース, 論説 by sean

We’ve been thinking about what describes the Safecast project as a whole, and came up with a list of 10 things that we try to incorporate into all of our efforts. This is something like our code of conduct, what …

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「安全ですか?」は、そんなに難しい質問でしょうか?

In FAQ, 主要記事, 放射線, 論説 by kalin

Top or bottom? Safe or not?

私達のもとにはinfo@safecast.org宛やセーフキャストグループを通じてつながりを持った人達からたくさんの質問が寄せられます。みんな放射線のあらゆる面について理解しようとしています。
そして、もちろん、多くの人が似たような質問をしますが、疑いなく最も頻繁に聞かれる質問は「~~は大丈夫?(安全ですか?)」 といった類のものです。 信じられないかもしれませんが、私たちの放射線FAQのページには答えが準備されているにもかかわらず みんな質問し続けるのです。

最近、九州で数ヶ月過ごす予定だった人から当地での汚染について質問がありました。彼は放射線レベルについての情報を得、現在の放射線レベルは3.11以前よりも高いと最終的に結論づけました。
彼はそれがセシウムやストロンチウム汚染によるものなのか質問しました。実際、彼は別々に収集された異なるデータセットを比較していました。 私は彼にユーザが矛盾のない測定データを全国にわたって自由にダウンロードでき、時間の経過に伴い変化を比較することができる DPNSNNEを教えてあげました。そのデータによると九州における空間線量レベルは(原発)事故の前後で全く同じであることが示されています。 フォーラムやメーリングリストでしばしばあることですが、いったん質問に対する返答があると、議論は(自然に発生している)ラドンと(人口の)セシウムやストロンチウムの危険性の違いにシフトします。

そして、すぐにラドン、セシウム137、ストロンチウム90の半減期(一定量の放射性同位体が半減するのにかかる時間)についてのデータが“証拠”として俎上に載せられ、半減期と生物学的な半減期の違いについて議論がされ、その結果、質問は以下のことに形を変えてしまうのです。

  • セシウム134/137は生物学的半減期(70日で体内から半分が消滅する)、ストロンチウムは18年間であるのに対してラドンの半減期はたったの4日であるため、ラドンは他とくらべて危険が少ないのではないか?

私はこれについてよく考えてみましたが、次のような例を上げることで説明できるのではと考えました。その例とはこのブログポストにまとめられた例のことです。(ここで私のとりとめのない書き物を外に出すように促してくれたアズビー、ジョー(JAM)、そしてみんなに感謝したいと思います。)…

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質問:東京へ行くことは安全ですか?日本の他の地域はどうですか。

In FAQ by admin

回答: 来日に関する決断について、人々に助言することを避けてきましたが、私達は皆、東京で快適に生活し働いています。しかしその一方で、私達の知り合いや尊敬する、かなり多くの人達が、熟考の末、日本を離れるという決断をしました。汚染は様々な量で、ほとんどどこででも広がってますが、福島とその近県(栃木県、茨城県、群馬県)の外側では、ごく僅かな汚染量となっています。私達の知っている人は誰一人として、名古屋や大阪といった日本の南部が生活するのにリスクのある場所とは考えていないと言っていいくらいです。…

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SAFECAST 10 – 世界中から考えるフクシマの現在

In featured, Uncategorized, ニュース by azby

 

SAFECAST 10周年記念イベント 2021313日(土)

本年は2011311日の福島原発事故から10年目であると同時に、SAFECAST設立から10周年を迎えます。この節目を機に、SAFECAST2021313日および14日に過去10年間でのプロジェクトの活動を振り返り、福島の最新情報を提供するとともに、オープンデータの重要性、新たな挑戦および過去10年間の経験で得られた学びについて発信するオンラインイベントの開催を計画しています。

このイベントはSAFECAST…

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日本のCOVID-19のデータの不正確さについて

In featured, ニュース, マップ, 主要記事 by azby

2020年4月28日、アズビー・ブラウンによって公開

以前の記事(こちらこちら)で、COVID-19の検査に関して日本で実際に決められている方針を整理しようと試みました。私たちはデータに一貫性がなく他の公式データにも問題があり、実際に検査が行われた数と感染の可能性がある人数を一般の人がうまく把握できなくなっていることを指摘しました。このデータ問題について私たちが記事を公開してから4週間が経ちました。4週間前の当時は、20,340件の検査が日本で報告され、全国で1214名が陽性、そのうち東京都の陽性患者が171名でした。国内の新しい陽性患者数は1日100名以下でした。(この記事を書く)現在では、一番最近のデータによれば、150,692名の方が検査を行い、国内で13,448名の方が陽性、そのうち東京都だけで3,908名となっています。新規に陽性判定された人数は1日平均で現在約400名ですが、最高値は4月11日に記録され、700名の方が陽性判定されました。

これらの数値は、もちろん、2月から3月にかけての明らかな感染の増加を示しており、日本はすでにコロナウイルスを「克服」したと主張する声を抑えたに違いありません。当時、感染者の増加割合は大きく、医療機関も過剰負荷に対する混乱のサインを既に示していましたが、我が国では、指数関数的に患者数が増えるフェーズにはまだ到達していなかったように見えます。私達が何度も指摘しているように、日本では症状の発生している方々さえ検査を受けるのは非常に困難です。私たちはこの問題に皆さんが非常に感心を持たれていると気づいたので、自分達で感染に関する実態を報告できるオンラインマップを作成しました。検査が行われた人口比率(約0.008%)を調べた通り、少数の検査しか行われていないことを考えると、より大規模な感染拡大についてどれだけ早く知ることが出来るのでしょうか。私たちは3月にしたのと同じ質問をしなくてはいけません。意図的に検査を絞る現状の「クラスター対策」のアプローチで見落としている感染者はどれくらいいるのでしょうか。特に無症候または発症前(そして現状のガイドラインでは検査対象外とされる人)の方を中心に、もっと多くのCOVID-19陽性の人達がいるにも関わらず、彼らが特定されず速やかに隔離されず、ウイルスの感染拡大を抑えられない場合、どれだけ危険な状況になりそうでしょうか。

英国キングスカレッジのPopulation Health研究所長を務める渋谷健司教授(以下、渋谷氏)が先週、東京の外国人記者クラブ(FCCJ)向けにオンラインの記者発表を行ないましたが、公開データを踏まえて考えを述べ、気がかりな地域を明らかにしました。私達が先述した通り、渋谷氏は「クラスター対策」のアプローチのみに委ねることのリスクについて警鐘を鳴らしており、日本でさらに検査数が急増する危険があると警告しました。皆さんには、彼の記者発表ビデオをご覧いただきたいと思います。具体的には、多くの理由を元に、日本の実際の感染者数は、公的機関を介して発表されている現在の人数の少なくとも10倍はいるだろうと渋谷氏は試算しました。翌日、厚生労働省の主要メンバーの一人である北海道大学の西浦博教授(以下、西浦氏)は、東京で記者会見を行い、渋谷氏の試算と同じ見解を示し、実際は10倍以上かも知れないと付け加えました。同時に、西浦氏は、データは現在、全国の感染者は減少傾向を示していることを何度か繰り返し述べました。直近のグラフデータも同様の傾向を示しているようです。

22020年4月27日付の日本全国の感染者件数(参照:https://covid19japan.com/)

2020年4月27日付の東京都内のCOVID-19感染者データ
(参照:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/en/)

渋谷氏が彼の記者発表で指摘したように、日本政府の資料から報告された件数を見る際には注意しなければいけない点が沢山あります。いくつかの理由から、確認できるデータを元にしっかりとした疫学的な結論を導くことは難しいはずだと渋谷氏は考えています。COVID-19に感染してから、重症化し、日本の厳しいPCR検査の基準を満たすまでには約2週間かかることが非常に重要で、理解しなくてはいけません。私達が目にする一日の陽性患者数は、数週間の間にすでに存在していた感染者をデータを編集した日時に報告しているに過ぎません。これらの件数は、時差のある指標であり、2週間前の感染拡大のごく狭い一部を捉えたものです。渋谷氏によれば、仮に、特に発症前、無症候の感染者に対して、さらに広範囲に検査の実施を行えるなら、最新の感染拡大の全体像をより捉えることが出来るだろうとのことです。

もう1つ注意しなくてはいけない点としては、報告の遅れとデータの一貫性の無さから、民間の研究所で実施された検査結果が完全には公開されていないということです。例えば、東京都が提供する二か国語対応のwebサイトは、公に行われている取り組みの中でも良いものの1つですが、公的機関の報告は毎日更新しているのに対して、民間の研究所からのデータは毎週金曜日に週ごとのデータが更新されるだけになっています。その結果、サイトに公開されている感染者数が、毎週金曜日に不思議な増え方を見せています。似たような増え方が検査数の合計グラフにも影響しています。これに関する説明は東京都のwebサイトのどこにも明らかになっていません。

日本の検査システム、感染者報告システムのほとんどは自動化あるいは完全なオンライン化がなされていません。信じられないことですが、全てのデータはまだファックスで送られており、手入力で転記し、編集しなければなりません。このことが不要な遅延を招き、データ入力エラーの可能性を高めています。非効率なデータ編集プロセスや、実際にデータのカテゴリーが表しているものが元の印象に対して違うこと、そして、報告されている検査数が引き続き一致しないことを考えると、これらの数値のみに基づいて実際に何が起きているのか評価することは難しいのです。最も気がかりなことは、このデータがどれも一般利用が出来ないので、外部の研究者が独自に検証し、複製し、評価する方法が無いことです。渋谷氏は、国立感染症研究所(NIID)からCOVID-19に関するデータを取得し、分析しようと試みた経験について語りましたが、特に彼の立場と評判であれば、非常に簡潔なプロセスであったに違いありません。渋谷氏は特定の申請書類を記入する必要があり、申請プロセスは数ヶ月かかると言われたそうです。国立感染症研究所(NIID)が持っている背景データにアクセス出来ない限り、私たちは一般利用のデータからはほとんど何も述べることが出来ません。

(イタリア)ロンバルディア州からの大規模なイタリア人データサンプルに基づく最近の研究によれば、現地で見られたCOVID-19の感染の43%は無症候感染から由来するものでした。さらに、新規の感染のほとんどはロックダウンの前に発生し、同じ家庭内の無症候感染に由来していました。他の研究は、人口内に無症候感染者が優勢であることに関する似たような結論に至りました。最近の日本の感染者数のグラフは安心するようなカーブの描き方をしていますが、現在の国の疾病監視システムではまだ検出出来ていないCOVID-19の感染拡大のフェーズに日本が既に入ってしまっている可能性が強く残っています。無症候感染や発症前の件数が大半を占める中で、検査の基準からほぼ全て除外されているからです。COVID-19のスクリーニングを受けた呼吸器と関係ない理由で来院した67名の患者のうち4名(6%)が陽性であることが判明したという慶應大学病院の最近の報告はこの考えを裏付けています。渋谷氏やその他の関係者は、この慶應大学病院の件は大きいサンプルにも代表的なサンプルにもなり得ないが、有病率は非常に高く無視すべきではないと指摘しました。

既に知られている他国における無症候/症候ありの比率を元に、渋谷氏と西浦氏は二人とも、他国では20~50倍になっていると指摘した上で、実際の感染者数を少なく見積もっても日本で報告されている感染者数の10倍になると考えています。慶應大学病院での6%の有病率は過大評価だが、他のエビデンスから東京の人口の3~4%の感染率がもっともらしいと想定して、渋谷氏は「単純計算すればちょうど今何人感染しているか分かる」と述べています。1300万人を東京都の人口とした場合、3%は39万人です。ここでの述語は「もっともらしい」です。2週間前に報告された西浦教授によるモデリング結果では、厳しい対策を行わない場合、日本におけるCOVID-19の重症患者の人数は85万人、死者合計で40万人に上る可能性があると見積もっています。これら2つの見積もりは、アウトブレイクの可能性に関して一般的に認められていることです。自発的にソーシャルディスタンスを行ったり、これまで取られてきたその他の対策の効果は、相対的には不確定要素のままです。

しかし、大多数の死者はまだ明らかになっていないように見えます。検査の実施が足りないことで、関心を持っている多くの方が、単に肺炎と報告されている死が実はCOVID-19によるもので、その結果適切にカウントするのを「隠している」のではないかと疑っていると以前私達は指摘しました。沢山の疾患の種類、合併症、その他の関係要因から、インフルエンザの死亡率は通常の状況でさえ定量化することは難しいと渋谷氏は指摘します。様々な理由から、またそのどれも重複しないことから、伝染病による死はしばしば過小評価されています。インフルエンザの場合、全員に検査をすることは不可能なため、私達は代わりに死亡率の過剰分がどの程度か見積もるプロセスにしばしば頼らなくてはなりません。東京大学の研究者による最近の論文

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日本に於けるCOVID-19コロナ・ウィルス患者数が表す意味

In COVID19, featured, ニュース, 主要記事 by exporter

2020年3月24日Azby Brown著

Reiko Mori, Yoshida Suzuka, Tatsumi Baba, Ryuichi Anbo, Mami Yahiro, Momoha Koya (Furuhashi Lab., Aoyama Gakuin Univ.) 翻訳

 

先週、私はセーフキャストの一員として日本のCOVID-19コロナ・ウィルスの検査についての記事を書きました。

さて、ここCOVID-19コロナ・ウィルスに関する正確な情報の伝達が乏しく、最近では検査基準を満たしている人が検査を断られる事例が増加し、国民の間で不満や疑惑の声が挙がっています。これは政府による政策が原因ですが、検査することを重要視している韓国、台湾やシンガポールなどの国は感染者の数値が緩和し始めたのに対し、日本ではそれらの国と大幅に異なり検査数が少ない状況です。

今後一体どういうことが起こるのでしょうか?

日本国内では、普段の生活に於いて肉体的な距離を保つ傾向を筆頭に、マスクの着用や優れた衛生環境、握手による挨拶が少ない、などの要因を基にCOVID-19コロナ・ウイルスに打ち勝ったという話が最近様々な所広まってきています。セーフキャストでは「マスクの着用」や「規則正しい手洗い」は、肌の接触を減らすのと同等に重要視しており、ここまでの接触感染率の低さを保っているのは恐らくそのお陰なのではないかと思います。

しかし、学校の閉鎖や開催予定であった大きなイベントのキャンセル、そしてなるべく多くの人々が在宅ワークを行っているにも関わらず、文化的背景に基づいた日々の社会的な距離だけでは強制力がとても弱い可能性も出てきています。例えば、公園では毎日のように花見をしに来た人々で埋め尽くされ、電車も常に満員です。バーなどの飲み屋、またレストランなどの飲食店も同じ状況です。私達は今までラッキーだったのでしょうか。

その一方、感染者数は国民全般に於ける検査の不足、そして、誤った分類による単純肺炎で亡くなった方と、COVID-19コロナ・ウイルスで亡くなった方との区別が曖昧で、疑いが晴れないでいる現状も存在します。

日本の各都道府県や地方自治体は、緊急事態時には自主的に対応を行える権限を保持しています。例えば、最近のニュースでは

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日本のCOVID-19テスト:状況と影響

In featured, Uncategorized by exporter

 

情報元: VOX

2020316日現在:COVID-19検査者数:

  • 検査済: 13,026

  • 感染者数: 1,496 (未発症者・発症者共に含む)

  • 死者数: 24

情報元ToyokeizaiMHLWJapan TimesVox

韓国など集中的なCOVID-19集団検診および検査プログラムを展開している国と比較して、日本はこれまでのところ、多くの検査を実施していません。韓国の20万人以上と比較して、日本では厚生労働省によると、3

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COVID-19に関するベストプラクティス

In featured, ニュース, 論説 by sean

202033Sean Bonner &Azby Brown

COVID-19コロナウイルスの世界的な広がりとその反応を観察すると、ちょっとしたデジャヴを感じずにはいられません。
セーフキャストが20113月に始まって以来、私たちは信頼、危機コミュニケーション、一般の認識、そして信頼できる情報の不足に脅かされて、自分達の手で問題に取り組み始めたときに何が起こるかについて、重要な経験と洞察を蓄積してきました。 その学習の一部は、今日の状況において役立てることができます。
すべての人にとって相互に有益な結果に向けた努力により、私たちは我々自身の経験からいくつかの高いレベルのベストプラクティスを共有しています。
(注意:ウイルス学や疫学ではなく、コミュニティと環境モニタリングに関する専門知識です。この記事の最後に、信頼できる専門家と情報源のリストを集めました。)

政府へのアドバイス

  • 透明性の重要性. 今日、人々を誤解させることが、明日の有益には結びつきません。逆に、正直は、狂ったように将来に報いることができるでしょう。

  • 安全第一。短期的な政治的利益のために、有権者の長期的な健康を危険にさらさないでください。人々が病気にならないようにすることは、党派的な問題であってはなりません。

  • 信頼は再生可能なリソースではない。今はもう1920年代ではありません。
    人々は信頼できる多くの情報源を持っています。もし彼らがあなたを信頼できると感じないなら、彼らは単に他の場所を見て、振り返らなくなるでしょう。

  • 効果的なメッセージングの重要性。熟練した最高の危機管理者を頻繁に公式の場で話させることです。もし政治家がメディアに出演する必要が場合、専門家以外は懸念の簡潔な表現に限定されるべきであり、その後、すぐに専門家に説明の役割を託すべきです。専門家が、政治家が言ったことをすぐに修正したり、矛盾したりするような状況に置かれないようするべきです。

  • 旅行の禁止、検疫、および学校の​​閉鎖は、非常に破壊的な手段
    影響と停止するタイミングを決定する難しさを熟考ことなく制定すべきではありません。これらの実施の特定の条件および旅行禁止またはその他の閉鎖を終了することは、説明される前に事前に国民に対して、慎重に明示されるべきです。

メディアへのアドバイス

  • 確認されていないスクープの公開を急ぐ衝動を抑えてください。 誤情報ははるかに速く広がり、事後の修正を行っても情報は残ってしまいます。

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Blues WirelessとSafecastがAirnoteを発表

In Air Quality, Hardware, センサーネットワーク, ニュース, 測定 by Pieter

Blues WirelessとSafecastがAirnoteを発表
– これまでで最もシンプルな空気質モニター
セーフキャストが10周年記念イベントのライブストリーミングで
Airnoteデバイスを福島に設置

マサチューセッツ州ボストン & 東京 – 2021年3月9日 –
オープンな環境データの世界的リーダーであるセーフキャストと、IoTクラウドセルラーソリューションのリーディングカンパニーであるBlues Wirelessは、
本日、これまでで最もシンプルで費用対効果の高い空気質デバイスであるAirnoteを発表しました。Airnoteは、複雑さと使用の障壁を取り除くことで、市場に出回っている他の製品に比べて約半分のコストで、空気質センサーの大量導入を簡素化します。これにより、個人、企業、自治体は正確な粒子状物質データを収集し、より健康的な環境のためのより良い意思決定を行うことができます。

“10年前の福島の危機を契機に世界中から多くの有能な人材が集まり、共通の目的を果たすこととなりました。”
非営利団体Safecast、Blues Wireless、そして最終的にAirnoteデバイスは、すべてこのコラボレーションの結果として生まれました。

これまでのところ、空気の質、水質、放射線などの環境面では、高額な機器の費用面や、デバイスを配置するための慎重な設置、信頼性の高い屋外ネットワーク接続といった課題がありました。Airnoteは、日当たりの良い窓の外側に簡単に取り付けることができる、完全に統合されたゼロセットアップの太陽光発電装置です。Airnoteは、130カ国以上のセルラーネットワークを使用して、定期的に空気質データを自動的にアップロードします。Airnoteには、Bluesのノートカード通信モジュールが搭載されており、プリペイド/プリアクティベートデータプランが含まれています。
Airnoteは、ディスプレイに情報を表示したり、ユーザーがQRコードをスキャンしてオンラインでチャートやグラフを表示したりすることができます。
PM1、PM2.5、PM10の粒子状物質の温度、湿度、気圧、密度を測定できます。

Airnote_Rear

The Airnote rear features a display showing the air quality, viewable from the inside

Airnoteデバイスがアップロードしたデータは、はじめからパブリックドメインに指定されており、全ての人に利益をもたらします。BlueのリアルタイムデータルータであるNotehubやセーフキャストのデータベースや地図を介して、データは世界中で分析、教育、さらには商業利用のために利用できます。
データはデフォルトでは匿名ですが、デバイスの所有者はオプションでデバイスを主張し、データのアップロードのためにクレジットされることができます。

“福島は紛れもなく災害でしたが、このイベントは私たちの環境の将来と安全性をより良く計画する機会を与えてくれました“
と、Safecastの共同創設者であり日本のディレクターでもあるピーテル・フランケン氏は述べています。
“私たちがAirnoteから受け取るグローバルデータは、市民主導のオープンデータのペースを加速させ、より健康的な地球環境に向けて私たちを前進させると同時に、将来の危機へのより迅速で効率的な対応を可能にしてくれます。…

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新しいデバイス「ソーラーキャストナノ」を紹介します

In Hardware, センサーネットワーク, ニュース by sean

By ショーン・ボナー

セーフキャストは2017年の初め、新しいソーラーキャスト(Solarcast)デバイスの製作をすすめることお知らせしました。

そもそもソーラーキャストは大気汚染を測定できる機能を搭載した最初の、そして3G接続およびソーラー電源という機能も持ったデバイスでしたが、その機能の特性から外部の電源や、マニュアルでのデータ取得が不要になり、いわゆる“置いたらほったらかし”での測定が可能となりました。

このことはセーフキャストにとって非常に重要な進歩であり、今後このような方法が主要な測定方法になっていくことは間違いありません。その後アメリカワシントン州ハンフォードの核施設トンネル崩壊の事故が発生し、まさに開発したデバイスがこのような状況に最適であることを強く認識させられました。

しかし、ソーラーキャストにはその利点はありながらも、そのコストおよび制作に時間がかかってしまうという欠点がありました。それに加え、大気汚染センサーの搭載は私たちが時間をかけて取り組んできたものではありましたが、実はハンフォードのような緊急性の高い放射線測定を必要とする状況のモニタリングでは、それほど必要性は高くないこともわかりました。

その反面、セーフキャストが広く利用しているデバイスであるbGeigie Nano(ビーガイギーナノ)は上記のような迅速に行う測定にすぐれていますが、実際にデバイスを持ち歩き、データをアップデートする必要があり、コンパクトかつ自動で動作するデバイスがやはり必要となっていました。

そこで、私たちはそのようなデバイスをデザインし、なんとか2017年末にソーラーキャストナノの完成を発表することができたわけです。このことを大変うれしく思っています。

ソーラーキャストナノを誇らしげに見せるショーン(写真:ピーター・フランケン)

 

ソーラーキャストナノ(Solarcast Nano)は、絶え間ないデバイスのニーズについての議論や技術的な可能性を検討し続けた結果生まれたものです。前モデルのソーラーキャストはレイ・オジー氏がデザイン面をリードし、ソフトウェアの作成を行いました。

ソーラーキャストの大気汚染センサーパーツは多くの電力を必要とするので、それらを取り外し、ビーガイギーに似たより小さいケースに小さいサイズのソーラーパネルを設置しすることで、必要な機能を搭載したソーラーキャストナノを作ることができるようになりました。

トイビルダーラボのジョセフ・チューを3Dモデリングおよびボードデザインのために迎え、ペリカンケース1040(ビーガイギーナノに試用された1010の二倍のサイズでありながら、ソーラーキャストよりかなり小型化されたサイズ)にすべてが収まるようその製作を依頼し、2017年12月19日、ついにソーラーキャストナノが完成したのです。

ソーラーキャストナノのディスプレイはビーガイギーのデザインを引き継いだものとなっています。

ソーラーキャストナノはビーガイギーのDNAを受け継いでいることがうかがえる

スペック詳細は下記の通りです。

  • “置いたらほったらかし”の測定 : ソーラーキャストナノはコンパクト、ワイヤレス、持ち歩き可能で自動で動作するため、3Gさえあれば世界中どこでも簡単に設置可能
  • 自動設定: 自動でセーフキャストのクラウドサービスに接続
  • 低消費電力:ソーラーバッテリーを使い、長期にわたって自動運転ができるよう最適化済み
  • 放射線測定機能: 二つの放射線センサーによってアイソトープを検知・測定
  • 耐性: 長期にわたった屋外での使用にも耐えられるデザイン
  • 小型でカバンにも収まるサイズ
  • 通信: 3G セルラー
  • 位置測定:加速度計つきGPS搭載、これによって測定器が動いた場合位置を再計測可能
  • 電源: ソーラーパネル、バッテリー、内蔵タイプのマイクロUSBチャージャー、リモート・クラウドでの電圧・電流の計測可能
  • バッテリーは着脱可能、18650サイズを標準としているためシッピングが可能
  • 内蔵型SWD“ドラッグ&ドロップ”ファームウェア、その他のソフトウェアは動作に不要
  • 無線アップデート
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bGeigie Nanoの使用説明-YouTube動画

In Hardware, 放射線, 測定 by kiki

セーフキャストが開発した組立式放射線計測機器 bGeigie Nano(ビーガイギーナノ) の使い方が簡単にわかるよう、ビデオで説明しました。
bGeigie Nano 基本説明
計測の仕方
充電の方法
付属品を使っての計測

 …

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bGeigie Nano レビュー

In Hardware by sean

Wise Time Arduinoに触発されて、ゼロからからbGeigie Nanoを作成した人達がいます。彼らはキットを購入せず、設計図を見て作りました。つまり、自分達ですべての部品を調達して作ったのです。これは、いくらかオープンな設計が可能となったことを示します。彼らは過程や型のレビューを書きとめながら、bGeigie Nanoを組み立てることを楽しんでいました。彼らの作成したbGeigie Nanoからデータがアップロードされるのが待ち遠しいですね!

翻訳: Kohei Watanabe, Mikiya Inoue…

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Vice Japan がbGeigie のイベントに!

In Events, Hardware, センサーネットワーク, ニュース by sean

SAFECAST は、10月、DIYタイプのガイガーカウンター bGeigie Nano のワークショップを、東京・渋谷で行いました。

当日は、Vice Japan (バイス・ジャパン)の内田有香さんも、お忙しい中、参加してくださいました。
このビデオは、ジョージ・ジョセフ氏のプロデュースによるものです。
bGeigieを自分で作ることで、ガイガーカウンターをより理解できるようになることが、
この映像からもわかります。

イベントの模様は、YouTubeリンクからご覧いただけます。…

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セーフキャスト・エア・フォース(無人飛行機プログラム)

In Events, Hardware, 主要記事 by sean

上のビデオは、bGeigie Nanoを搭載し、飛行中に放射線測定とwifiを利用して生中継を行うhexacopterのものです。これは、5月上旬、マサチューセッツ州ケンブリッジで行われた一週間に渡るSafecastハッカソンの成果です。

このハッカソンの期間、無人飛行機に注力する理由は数多くありました。もちろん、無人飛行機はカッコ良く、興奮させるものであり、人々が関心を持ち続けるのに役立っています。実用レベルでは、例えば、急勾配の坂や汚染地域といった、あまりに危険だったり、単に立ち寄れない地域での測定を可能としたりといったニーズもあります。私たちは、飛行経路を計画し、無人飛行機に広大な範囲を、その地域を案内出来る人よりも早く測定することができます。無人飛行機に関して私たちのデータについて考えてみると、私たちは様々な側面から存在する課題を考え、新たな活力で取り組めるのです。

セーフキャスト・エア・フォースのコンセプト( これは、たくさんの互換性のある要素でできた、組立式無人飛行機プラットフォームなのですが )は、 当初はRay Ozzieから提案があり、1週間を通じてセーフキャスターのNaim Busek、Joe Moross、Pieter Franken、Steven Wright、 Ariel Levi Simons、 Haiyan Xhang、 Paul Cambell、 Anthony DeVincenzi、 Samuel Luescher と私がアイデアを現実のものとしました。

私たちは、3D Robotics社から組立済みのHexacopeterで始め、モーターとブレードをアップグレードし、より丈夫な DJI Flame Wheel Frameにもしました。Ardupilot(オープンソース arduinoベースの自動操縦システム)により頭脳を、セーフキャストにより観測機器が用意され、私たちは特長のある飛行機を組み立てました。

これは今のところ確実に私たちの主要案件であり、私たちは Parrot AR.Drone 2.0

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Air Prototype Show & Tell

In Air Quality, Hardware by sean

Last night at the weekly Crash Space meeting, Naim showed off the current, working, Safecast Air prototype during show & tell, as well as an example of a possible housing using plates. We’re calling the device the “canAIRe” and may …

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bGeigie Nano Kit(bガイギー・ナノ・キット)発売開始

In Hardware, センサーネットワーク, 主要記事, 放射線, 移動測定報告 by Pieter


Safecast(セーフキャスト)が常に直面していた問題は、デバイスに限りがあるため、計測値の収集に制限があることでした。bガイギーのデザインは素晴らしいのですが、1つにかかるコストが1000ドルもする上、作るのに相当の時間も必要です。(1つのデバイスを作るのに丸々1週間はかかる。)そのため、限られた台数しか使えないという状況が続いていました。また、今や私達の周囲には、bガイギーを使いたいという人は数多くいて、その数は実際の台数をずっと上回っていました。
この問題を解決するために、私達はbガイギー・ナノを作り、さらにbガイギー・ナノ・キットを開発しました。ご想像の通り、ナノとは小さいバージョンで、持ち運びが便利にな上、従来のbガイギー以上の機能を搭載しています。
多くのSafecastのチームメンバーもナノを持ち、持ち運んでいます。コンパクトサイズなので、移動の負担にもなりません。

さらに重要なのは、ナノが自分で組み立てられるキットだということです。
もしはんだ付けの方法を知っていれば、ナノ・キットを一晩で作り(はんだ付けは10分で習えます。)、翌日からセーフキャスティング(Safecastの造語で、放射線計測をし、データをアップロードすること)することもできます。bガイギー・ナノ・キットを使って個々のポイントの計測もできますし、車に搭載して運転しながらジオタグ付きの放射線データを収集し、セーフキャストサイト内にあるアップロードページからデータアップすることもできます。使用法は通常のbガイギーと全く同じです。
ハードウェアもソフトウェアもデザインは通常のセーフキャストの方針通り、オープンソースですので、皆さんが自分で部品を買って作ることもできます。
しかし、今回、皆さんが自分で簡単に組み立てられるよう、キットとしてインターナショナル・メドコム社と共同で開発しました。bガイギー・ナノ・キットは1台450ドル(日本販売価格未設定で発売。)で、先着順で販売となります。
ご希望の方は、フォームにご記入ください。

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[写真は Pieter Franken 撮影]

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情報、誤報、偽情報(または『これはおまえさんたちが探しているドロイドではないぞ』――スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望より)パート1

In Hardware, センサーネットワーク, ニュース, 主要記事, 放射線, 測定 by azby

Whose job is it to make this stuff easy to understand?

「探しものが必ずしも見つかるとは限りません… 」

[パート2へ移動]

セーフキャストでは、当初から、収集するデータは正確で分かりやすく、有益かつ上手に可視化され、誰もが簡単にデータ・アクセスできるべきだと考えてきました。これは多くの点で、情報デザイン、並びに社会的責任を果たすというビジョンにおいて、模範事例(ベストプラクティス)となっているかと思います。

その際、セーフキャストのデータのオープン化と透明性が最重要とされてきています。我々のデータの表示方法は、直観的かつ、思慮深さがあること、コンテクスト(背景情報)も提供することを原則としており、さらに、デザイン的な美しさも追求しています。

求めている情報が誰にでも簡単に見つけられるように、内容もできるだけ分かりやすく伝えられるよう心がけてきました。このような価値観と相反する形で、諸公機関から公式情報が発表されるたびに、私たちは戸惑いを覚えます。

率直な感想として、原発事故が起きてからの最初の数週間、政府は失策を続け、全くと言っていいほど情報が欠如した状態が続いたので、一般市民は政府が発表する情報の質やアクセスしやすさといった点では、かなり妥協せざるを得ませんでした。政府による情報提供は当然の義務であり、法的にも義務付けられているはずなのですが、結論から言うと、私たちセーフキャストの多くは一生懸命に放射能情報を収集し、事実確認を重ねてきました。まずここでは簡単な近況報告をします。

(1)政府は予想以上に多くの情報を持っている(以前は私たちが全く期待していなかったのですが…)

(2)しかし、依然として情報の内容確認、事実確認が必要で、政府サイドではない第三者による調査が必要である

(3)何カ月もかけて調査しても、依然として情報収集のためにすら近づけない地域がある

さしあたって(2)と(3)については仕方がないとしましょう。つまり、セーフキャストは今後も引き続き調査していかなければならないということになるのですが、こういった調査は得意としていますし、モチベーションの高いメンバーが揃っているので、今のところさほど大変なことではありません。調査も精度を増し、信頼も築きあげ、かつては敵対した立場にあった人たちとも同志となりました。

しかし、そうは言っても、(1)に関しては、セーフキャストとしても、今後どのように対応していけばいいのか非常に悩むところです。様々な公式情報が入手可能となりました。また、その多くは信頼できる内容です。

しかし、分かりやすく有益な情報に簡単にアクセスできるようになったとまでは言えないのが現状です。今のご時勢、腕の良いウェブ・デザイナーや有益な情報を見つけるのは容易なはずですが、文部科学省(以下、文科省)のウェブサイトは利用者にとって、「できるだけ難しく、使いにくい」(as difficult as possible – 略して “ADAP”)作りになっています。ですので、そこから情報を見つけたり、データを使用することが非常に難しくなっています。ウェブサイトの担当者が良い仕事をしようと心掛けてくれれば、もっと上手な形で情報公開できるはずなのですが…。…

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情報、誤報、偽情報(または『これはおまえさんたちが探しているドロイドではないぞ』 - スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望より)パート2

In Hardware, センサーネットワーク, ニュース, 主要記事, 放射線, 測定 by azby

文部科学省の放射線モニタリングポスト、通称「ドロイド」。この写真のドロイドはNEC製造でごく一般的なタイプです。これは会津美里町の旧赤沢小学校前に設置されているものです。

政府のモニタリングポスト

[パート1へ]
ここ数ヵ月、福島県内および福島隣県に設置された放射線モニタリングポストの精度について活発な議論が交わされていますが、セーフキャストは、この件に関して2012年7月の時点で既にブログ記事を執筆しています。

“改善された”モニタリングポストで 放射線・線量レベルをごまかす東京電力(TEPCO)

約2700基のモニタリングポスト(現時点では675基が確認済み)が設置されています。見た目がスター・ウォーズのR2D2に似ていることから、セーフキャストのメンバー間では親しみをこめて「ドロイド」と呼んでいます(上記写真を参照)。電源は装備された太陽光パネルと内蔵バッテリーから供給されます。文部科学省を介し、政府は巨額を投資して(正確な金額は定かではありませんが)モニタリングポストを設置し、更に資金を投入して空間放射線量測定値が閲覧できる専用ウェブサイトを作りました。

リンク:文部科学省 リアルタイム線量測定システム 環境放射能水準調査結果のページへ

このウェブサイト、見た目はなかなかの出来です。サイト利用者は知りたい県をクリックし、更に特定地区をクリックすると、各地方自治体を選べるようになっています。スクロール・リストが右側に現れるので、特定のモニタリングポストを選べば、その地点の測定線量値を確認することができます。(例えば、福島県郡山市の場合、393基のモニタリングポストがスクローリング・リストに表示されます。) ズームイン、ズームアウト、また、スクロールもできるGoogle Fusionマップも現れ、各モニタリングポストが丸い彩色点で表示されます。この青い点をクリックすれば、現時点での各地点の放射線量を確かめることができます。線量は10分ごとに更新されており、1ヶ月分のデータをまとめてダウンロードすることもできます。このようなデータを文部科学省(以下、文科相)が提供してくれるというのは、ありがたいことです。

その一方で、このシステムは呆れてしまうぐらい問題を抱えています。文部科学省のモニタリングポスト測定値とセーフキャストの測定値の比較調査をしていて分かったのは、このシステムでは、1回のサーチでは福島県内のごく限られた1地点の情報しか分からないという点です。ある特定の場所の情報を捜し出すにはかなりの時間がかかってしまい、イライラします。累積時間によるデータ推移を知りたくても、過去のデータにさかのぼれません。また、ダウンロードできるデータには様々な制約がついていたり、効率よく探したい場所の測定値を探し出すのが難しい作りになっているのです。そうなのです、文科省はこのシステムを 「出来るだけ使いにくいように」(ADAP:As Difficult As Possible)作っているのです。…