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オープンデータ:未だかつてない重要性

In ニュース, マップ by sean

今、世界で何が起きているのか?ご存知の皆さんへ。
現在、実に嫌なニュースが流れ続けています。
全ての米国環境保護庁(EPA)の権限は凍結され、社員は”変化”に対して話し合いや外部に向かって口外することを禁じられています。
この禁止令は全ての新しい契約を停止し、同庁のウェブサイトから情報を削除することを告げられています。
EPAだけでなく保健福祉省を含む他の政府機関も外部とのコンタクトをやめるよう命令されていて、疾病予防管理センターは予定されていた気候変動に関する大きなイベントを説明もなしに急遽中止しました。
アメリカ合衆国農務省も直ちに公的文書の公開を停止しました。EPAの内部メモは、この新しい静粛令がいかに素早く広がったか?を示しています。

私たちは過去において、確かにEPAを批判してきましたが、一方で情報公開や人々が情報に対して興味を持つために、高いモチベーションを維持して努力を行ってきたことに対しては常に称賛していました。
本日のニュースはそのことに終止符を打ちました。これは完全に晴天の霹靂(へきれき)ではなく、この数か月の間、科学者達は米国新政権が今までの成果を破壊する恐れを予期し、警戒し合いながらできるだけデータの退避を行ってきました。
情報公開を求めることですら、米国情報公開法は現在、難しくなってきています。そしてこれらは米国内の出来事ですが、前出各機関より提供されたデータと情報は世界中の科学者たちに利用されています。今月上旬には、“グローバルな空気情報提供者”を謳うAir Mattersが中国政府よりデータ表示の制限を求められ、直ちに従いました。

こういった行動は、セーフキャストが支持する全てに反するものです。

私たちは、すべての人たちが環境に関してのデータ- 特に健康に関するデータ- が信頼でき、正確かつ自由にアクセス可能なものだと信じています。
今日の問題 – 私たちがセーフキャストを作る前までは - …

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Development: Real-Time Interpolation

In マップ, 主要記事 by Nick Dolezal

[:en]

Real-Time Interpolation:
A Powerful and Unique Tool
 – Overview and Upcoming Improvements – 


idw1

Above: Measurements vs. Interpolation. Left: Actual measurement data points. Right: Interpolation of those points using the Safecast app.

idw2

Above: Enabling IDW in the Safecast app for

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Safecast OS X アプリ提供開始

In ニュース, マップ, 主要記事, 測定 by sean

Mac OS Xユーザお待ちかねの、PCアプリリリースです。App Storeにてダウロードできます。SafecasterのNick Dolezalが心を込めて開発した公式Safecastアプリがをもたらす豊富なデータセット(2100万以上のデータポイント!)あなたのMacへ放射線測定機能を、そしてSafecastデータの強力かつ迅速な方法を提供します。

Safecastのフルデータセットに加えて、以下を含むさまざまなソースからのデータを閲覧することができます。

•The US Department of Energy / NNSA

(アメリカ合衆国エネルギー省/ 国家核安全保障局)

•USGS and Canadian Geological Survey

(アメリカ地質調査所 および カナダ地質調査所)

•US EPA

(アメリカ環境保護庁)

これらのデータは、福島原発事故後の福島を中心とした広範囲にわたる国内測定結果と、北米大陸のほぼすべてにわたる空間線量データやそれ以外の世界中のデータも含まれています。専用データベースには、日本ではセシウム同位体分布、米国では、天然に存在するウラン濃度分布が含まれます。

視覚化ツールを使用することにより、地図の背景や色を変更でき、複数の測定値をコントラストをつけてみることができます。ビュー(表示)をカスタマイズすることが可能で、あなたの周りで自然放射線や人工由来の放射線がどこでどれくらいの数値なのかを可視化することができるようになっています。

その他の機能:

• クエリレチクルツール:測定値の正確な数値を表示します。

• カスタムレイヤー:個別の層を組み合わせてることにより、カスタム比較を作成します。

• リアルタイムIDW補間:GIS補間スクリプトで時間(または日)を費やすことなく、測定していない地域で短時間に予測値を視覚化します。

• 高パフォーマンス:超高速のSIMDベクトル化、マルチスレッドのコードは、ほぼ瞬時にデータをレンダリングします。

• オフライン機能:データを100%オフラインで使用できます。 (注:これはベースマップには適用されません)…

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セーフキャストのウェブマップが更新されました!

In マップ, 主要記事, 放射線, 測定 by sean

私たちのGeoSenseマップのプラットフォームの不幸な活動終焉以来、ウェブユーザーが利用可能なセーフキャストデータの新しい視覚化をしていませんでした。先週、セーフキャストボランティアのNick Dozel( Safecast iOSアプリの立案者 )は、ある実験を試み、素晴らしいことにそしてそれが上手くいきました。いよいよセーフキャストデータの最新版ウェブマップを紹介できることに、胸が高鳴っています 。セーフキャストのデータを表示する際に直面した第一の問題は、データが大量であることと、データが常にアップデートされるので、それを同時に地図に反映させることがとても困難であるということでした。Nickはその問題も解決しました。ただし、これは正確な意味では「ライブビュー」ではなく、2014年5月25日時点でのセーフキャストのデータを用いて作成されています。ですから、5月25日以降に追加された新しいデータは含まれていません。このウェブマップは定期的に更新することはありませんが、現状から効率的に随時更新することになるでしょう。これは、2013年の初めにマップを作って以来の飛躍的な進歩です。

念のために。セーフキャストのiOSアプリ(無料ソフト)では、4時間前までのデータを読み込んでいますので、こちらでは常時最新のマップを見ることができます。
翻訳:Kohei Watanabe…

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イラクでセーフキャスティング:オープンデータは扉を開く

In ニュース, マップ, 主要記事, 放射線 by Bilal Ghalib

先月、イラクのエルビルで行われたピース・テックキャンプでのデータ視覚化のワークショップに誘われました。私が働いていたNGOの一つは、イラクでの劣化ウラン問題についての意識を高めるために研究を視覚化しようとしていました。幸いにも私はケンブリッジで飛行機に搭乗する前に、セーフキャストのショーン・ボナーに偶然に遭って、bGeigie(ビーガイギー)のデバイスを貸してもらっていたのです。私は、ピース・テック・キャンプ、イラク南部のNGOの聴衆に、この新しいツールと機能がどういうものなのか、どうやって動くのかを説明しました。このことが、イラクのバスラで癌に罹患した子供たちを支援する組織を運営する Layth Al-Salihi の目にとまったのです。

Layth at PeaceTech in Iraq

Layth、イラクのピース・テックにて

彼の息子は、数年前に癌と診断されましたが、勇敢にも病と闘い、回復しました。Laythはその経験から得た学びとエネルギーをバスラ地区内で癌を患う子供を抱える他の家族を助けるために使うことに向けたのです。彼は、病院の近くにプレイセンター(遊び場としての集会所)を設置することに貢献し、被災した子どもを持つ親のためのトレーニングセッションを行っています。そして、治療の余裕がない子供のために薬の提供もしています。

Laythは、彼の息子の癌やバスラで増えている先天性障害の原因は、湾岸戦争とイラク戦争でイラクに投下された放射性弾薬(ウラン弾)によるものだと確信しています。
劣化ウランは徹甲弾薬を作成するために使用されていた重金属で、アメリカはその戦時下に、イラク全土、350ヶ所以上に合計約1.4トンの劣化ウラン弾を落としています。劣化ウランが、がんの発生や出生異常率を上昇させたのかどうかをめぐる論争があります。近年発表された世界保健機関(WHO)による研究、「イラク特定18地区内における先天性異常の有病率の概要」では、次のように結論づけています。

「…調査で明らかになった自然流産、死産や先天性障害の発生率は、国際的な推定値と同等か、それ以下である。調査では、イラクでの出生異常の比率が高いことを示唆する明確な証拠は示されていない。」

「劣化ウランによるイラクでの環境汚染 -モースル市におけるがんと先天性障害発生率への影響の可能性について (原題は Environmental pollution by depleted uranium in Iraq with special reference to Mosul and possible effects on cancer and birth defect rates) 」という論文が国際学術誌「Medicine, Conflict and Survival」に掲載され、次のように要約されています。

「1991年の湾岸戦争と2003年のイラク戦争では、イラクの多くの地域に劣化ウラン弾による環境汚染という負の遺産を残した。このような兵器の使用がイラク市民の健康に影響を与えた可能性があり、実際にがんや先天性異常発生率が増加していることも明らかになりつつある。汚染は、すでに大気、土壌や水といった広範囲に及び、特に暴風下では粉塵となって拡散している。」

このような見解の相違は、イラクの公衆衛生を援助するプロジェクトにおいて混乱と停滞をもたらしました。だからこそ、ビーガイギーを渡した後、Laythは私のところに来て、がんの発生率やイラクでの劣化ウランの矛盾した報告について話してくれたのです。Laythは、オープンデータのプロジェクトを作ることを提案しました。そのプロジェクトでは、その地域での入院患者の調査結果と罹患者の居住地域情報を、SAFECASTのAPIで作った地図に重ね合わせることで、劣化ウランとがん、出生異常発生率との関連性を地図上で確認することができるようになるかもしれません。

私たちは、試しにバスラでビーガイギーの活用を支援する「Fikraスペース」と呼ばれるイラクのハッカースペースと、LaythのNGOを繋ぐ計画を立て始めました。私はイラクで「Fikraスペース」と呼ばれるハッカースペースの仲間と協力しています。ハッカースペースからチームをつくり、バスラで今後活動をするために彼らを養成することを提案しました。そしてPeaceTechキャンプが終了した後、私はバグダッドへ向い、放射線マッピングのワークショップを運営するFikra …

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46カ国突破!

In ニュース, マップ by sean

セーフキャストのライオネルは、セーフキャストがどのように地球をカバーしているのかを追跡し、私たちがどこに行ったのか、どこに行っていないのかを簡単に見れる地図を作成しました。
この地図では46番目の国にイラク、47番目にインドネシアのデータを追加した後に生まれました。そしてインドネシアを追加した数時間後には既に使用が可能になり、こんなに早く、世界のこのプロジェクトの広がりを見ることが出来たことを、とても嬉しく思い、興奮しております。
次は目標50カ国以上。次はどの国にしましょうか?
 

20140313_map

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現在の福島立入禁止区域地図

In マップ, 放射線 by sean

ご存知かもしれませんが、福島第一原子力発電所の立入禁止(避難)区域は、放射線汚染度の低い地域への立入りを許可したり、より汚染度の高い地域に立ち入りさせないように調整され続けています。これまでこれらの地域がどのような状況か実態を把握するのは容易ではなく、セーフキャストのボランティア、Azby(アズビー)が地域の影響度を示す地図を作成してくれました。ピンクの地域は、警戒区域で、オレンジと緑のエリアはかつての警戒区域ですが、現在は誰でも立ち入りが可能なエリアです。

Azbyによる補足:私たちは制限地域に関連して、地域内で調査行程を計画に使うため、連絡道路がわかるこのような地図を必要としていました。オンラインでの探索、バリケードの現場や役所への問い合わせ、成果なく終わった結果から、信じられないような話ですが、このような地図は入手不可能だという結果に至りました。表示の地図は簡単なPhotoshop(フォトショップ)の作業で、グーグル・マップで表示していない公的な避難地域地図をオーバーレイ(上から重ねる)したものです。バリケードはピンクの区域に入る道路の至るところに設置されていることを確認しています。

編集:より最新の地図(2013年8月8日版)に置き換えました。この地図により、川俣町の避難状況の変化が分かります。…

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The GeoSense Map Platform

In マップ by sean

Along with Tony DeVincenzi, MIT Media Lab student Samuel Luescher developed the GeoSense mapping platform to help solve many of the problems we were having visualizing our data set. Samuel recently gave a short presentation about the platform that shows …

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Safecast iOS版アプリがApp Storeで提供を開始しました!

In ニュース, マップ by sean

昨年、セーフキャストは、ガイガー・ボット(geigerbot)の製作者、ニック・ドレザイル(Nick Dolezai)氏に、彼のアプリに対する質問とアイデアをもってコンタクトをとりました。

ニックがセーフキャストチームに素晴らしい貢献をすることであろうことは、すぐに想像がつきました。ニックも私たちと一緒に働くことを同意してくれました。まずは、セーフキャスト iOS版アプリがどんなもので、どんな情報を提供すればいいかなど、ブレインストーミングをしました。ディスカッションの模様はライブナウ(live now)で見ることができます。このアプリの「バーチャル・ガイガーカウンター」という側面をとても気に入っています。
iPhoneやiPadでGPSを利用して、瞬時に自分の周辺の測定値を見ることができるというものです。セーフキャストの全データセットを載せるだけでなく、日本と米国の公的機関が発表している全放射線データ(日本以外もある)も地図上に載せます。また、ガイガーカウンターを持っている人は、自分の測定器と接続し、その測定値をセーフキャストのデータベース(Safecast Database)に送信することもできます。
こんなに有用なアプリケーションを誰でもiPhoneからダウンロードできるのです。

多くの人に利用してもらい、引き続き、機能改善に努めていきます。是非、お試しください。

アプリケーションのダウンロードはこちらからどうぞ ダウンロード.。…

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Major Map Update!

In マップ by sean

This update has been months in the making. Our visualization rock stars Samuel Luescher & Anthony DeVincenzi at the MIT Media Lab are primarily to thank for this, as well as Paul Campbell who has been diligently cranking away on …

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全世界空手道連盟の最新活動レポート

In ニュース, マップ by sean

先月、全世界空手道連盟がSafecastのボランティアのプールに飛び込んでくれて、彼らのいくつかの新しい地域が地図上に記され、”Black Belt bGeigie”と呼んでいる特別な目的のために開発した私たちの新しいバージョンのbGeigieのテストを手伝ってくれることを私たちは喜んで発表いたします。私たちはすでに彼らからデータを受け取っており、彼らの札幌の新しい地域が私たちのデータベースにあることをお伝えできることに興奮しています。新しい地点はいつも私たちにとってはエキサイティングであり、通常の放射線レベルの地点はより素晴らしいです。私たちは次のデータ群を楽しみにしておりますし、私たちの地図の空白の地域に対して埋まり続けていくことを楽しみにしております。

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気仙沼、大島でのセーフキャスティング

In マップ, 測定 by sean


この週末、セーフキャストのボランティアである西川英二さんが、気仙沼の大島で測定を行いました。大島は地震と津波によって壊滅的な打撃を受け、同地の観光業も苦境に立たされています。
現地の人たちは心配し、最悪の事態も想定していましたが、大島では有意な強度の放射線は計測されませんでした。
bGeigieによる測定結果を地図化し提示できることをうれしく思います。測定値は、明らかに今まで国内で測定した値の中でも比較的低い値であり、原発周辺の汚染地域というよりも、むしろ東京に近いものでした。
原発がどの程度の影響を与えているかという実データを提供し、それにより人々が何をすべきかを決めることが出来るというのは良いことです。同時に、人々が予想していたほど自体が深刻でないということが確認できたことはさらに良いことです。

これはすばらしいニュースです。

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福島第一原発付近でのセーフキャスティング

In マップ, 測定, 移動測定報告 by sean

セーフキャストでは、今月初めの避難指示区域内で初の測定結果から、必ずしも原発に近いほど測定値が高いわけではないことが分かったとお知らせしました。

この点についてさらに検証するため、セーフキャストのボランティアである杉山明さんと児玉龍彦さんがbGeigieで測定を行いました。福島第一原発の正門付近を含む立ち入り禁止区域での測定をすることが出来ました。

この測定マップからいくつかの事実がわかります。まず第一に、最大値として12,000CPM近い測定値が観測されていることです。

次に、レベルの変化を見ると、原発より数キロ離れた場所から、さらに数キロ離れただけで100CPMに減少しているということです。

わずか数分間、車で移動しただけで11,900CPMもの低下が起こるということは、非常に注目すべきことです。

またこの地図では、測定値の目盛りや色付けの方法に限界があることも示しており、早急に何らかの対応をする予定です。…

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避難指示区域内の放射線量測定

In センサーネットワーク, マップ, 主要記事, 放射線, 測定 by sean

セーフキャストの測定結果や関連する議論を今までご覧になっていれば、福島第一原発からの避難距離の決め方に問題があるとセーフキャストが主張していることがお分かりでしょう。風向きや天候、地形、その他様々な条件によって異なるため、「原発の近くでは放射線が強く、遠くでは弱い」というよりも、「放射性物質の降下量」に依存するのです。

セーフキャストの測定で、避難指示区域の外で強い放射線量が観測される一方、未だ避難区域には立ち入ることが出来ません。今週始め、セーフキャストのボランティアがガイガーカウンター(bGeigie)を持って避難区域に立ち入る機会があり、測定を行いました
その結果に我々も驚きました。原発に近いにもかかわらず、遠い場所よりも放射線量が低い場所があったのです。…