今月注目のデータ・アップロード

In ニュース by azby

上図: SAFECAST API (セーフキャス・トエーピーアイ)上では、アップロードされたデータがこのように表示されます。

計測されたデータがアップロードされると、いろんな理由で非常に興味深いと感じることがあります。ですので、今日はデータ・アップロードに関して取り上げてみたいと思います。題して、「今月注目のデータ・アップロード」

bGeigie Nano (ビーガイギーナノ)ユーザーであり、かつ、米国のNPO団体、Beyond Nuclear (ビヨンド・ニュークリアー)の中心メンバーであるケビン・キャンプス氏が、先日、以下の説明を添えてデータをアップロードしてくれました。
「ヴァン・ビューレン州立公園敷地内にあるエンタジー・ニュークリア・パリセーズ社の原子炉北部周辺を歩く。 」
この場所は、米国ミシガン湖畔にあるサウスヘブンというところに位置しています。

原子力発電所近辺の放射線レベルに関して、多くの人が懸念を示していますが、信頼できる、単独で実施された調査結果はほとんど見当たらないので、どこまでが正常値で、どこからが問題なのか、ということはなかなか分かりません。でも、セーフキャストのボランティアになれば、迅速、かつ手軽に調査を行い、このように計測値をアップロードすることが出来ます。より多くのデータが一般公開されれば、気になる地域の放射線レベルの基準値(ベースライン)を見出す手掛かりになります。今回のbGeigie Nano 調査では、若干高めの数値が計測された地域も数か所見つかりましたが、大半の場所は25-40CPMの数値内にあることが分かりました。この地域のデータはまだ限られているので、今回計測されたデータと比較することはできませんが、特に問題があると思われない、正常な範囲内の自然放射線レベルの数値であるかと思われます。

This is the upload as it appears in our new web map.
データがアップロードされると、このようにセーフキャストの最新版Webマップ上に表示されます。

それから、もう一点、私たちが今回のデータ・アップロードに関して嬉しく思うのは、Beyond Nuclearが、今年4月にワシントンDCで開催されたbGeigie Nano 製作ワークショップに参加してくれた、数ある団体の一グループだったことです。ワークショップでの労力が、このような形で具体的な結果に繋がっているのを目にすることができ、とても嬉しく思います。
翻訳:Akiko Henmi